東村アキコ×林真理子「ハイパーミディ中島ハルコ」ネタバレ感想~バブルは古臭い

2019年04月23日
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先日「東京タラレバ娘リターンズ」と一緒に買った「ハイパーミディ中島ハルコ」を読んだので、ネタバレ感想を書きます。

ちなみにこれ、原作は林真理子なんですね。

あとがきに、パーティーで会った林真理子から「漫画化しない?」と持ちかけられ、読んだらめちゃくちな面白かったので即編集部に連絡し、漫画化決定となった

と書かれていました。

一応漫画化にあたってタイトルは少し変えていて、でも内容は原作通りとのこと。

林真理子のチェックも無く、スムーズに連載しているそうです。



ま、ぶっちゃけると「忖度」って言葉を思い出すかな。

お話自体は、つまらないというわけではなく、サクサク読めます。

主人公は38歳の売れないフードライター。(不倫10年目)

彼女が仕事で行ったパリで出会った60代くらいの強烈な日本人女性 中島ハルコと出会い、ズバズバ言う彼女に様々な価値観を教えられる、という、昔流行った感じの物語です。


美人で仕事も成功していて、先見の明もあり、大企業の会長社長から慕われているハルコさんは、バツ2で今もモテモテ。

主人公は彼女に相談したお陰で、10年の不倫から足を洗います。

その後も偶然再会したのをキッカケに、様々なお偉いさんの元にハルコさんと行き、彼女がズバズバとアドバイスするのを見ていくのですが…

仕事や恋愛に対するアドバイスが、確かに的を射ているし、先のビジョンを考えたビジネス戦略は参考になるけど…

ターゲットが狭いかな。

今の時代に、「こんなカッコイイ大人の女になりたい!」と思う人って何歳くらい?
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正直、「はぁ、そっすか」って気持ちになってしまいました。

「一生懸命仕事をしている女は、男の独占欲を駆り立てるからモテる」

とか、そういう人たちもいると思うけど、一般的ではないのでは?

ハルコさんの仕事は高級エステなど厳選されたお店を予約出来るWebサイト運営なのですが、そういう仕事してる60代くらいの女性は実在するだろうし、本人から話を聞いたら面白いこともたくさんあると思います。

が、自慢だらけのハルコさん流トークに、結構お腹いっぱい。

恋愛のアドバイスとかも、お金持ちとか美男美女向けなんですもの。


「東京タラレバ娘リターンズ」のネタバレ感想でも少し書きましたが、東村アキコ、面白くなくなったかなぁ。

敢えてなのでしょうが、「説教くさい」と感じるテーマが増えました。

あと、ぶっ飛んだ変人キャラが以前は面白かったのに、そういうキャラが出なくなった、というか、妄想の幅が狭くなった?

すごいスピードで数々の連載をしている分、一つ一つのお話が浅く普通になってしまったのかな。

一言でいえば「笑えなくなった」。

以前は東村アキコのマンガは、爆笑ポイントがいくつもあったのに、今はクスリとも笑えない。

あー、こういうお話あるよね、って感じ。

で、キャラが説教くさいと、読んでて楽しくないです。

ただ、このお話は林真理子原作だからってのもあるのかな。

やはり世代が違いますし。

ある一定層にはウケるマンガだろうな、とは思います。

「ズバリ言うわよ」的なのが好きな人や、お金持ちと不倫してる人とかには良さげ。

でも、ちょいオタクなマンガ好きのアラフォー独身女には、響きませんでした。

んー、これなら「偽装不倫」を買えば良かったかな。

ということで、2巻が出たら買うかどうかは微妙です。

「雪花の虎」も途中で買うの止めてるのですが、これはこれで売れてるんでしょうから、私には今の東村アキコは合わないのかな、という感想です。
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