都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

アラフォー世代が腐女子になったキッカケのBL漫画&小説まとめ

大学時代の友人と3人で、今つづ井さんのスタンプ使ってLINEで話すのが流行っているのですが、

そもそも私たちって腐女子なのかな?

昨夜の合コン帰りに、電車で目の前の女性が

「私、欲求不満はBLで解消してるんで!」

と語ってたという話を友人たちにもしたのですが、私たちの中でちゃんと今時のBLを読んでいるのは、聖闘士星矢の同人誌を描いているAちゃんだけです。

Aちゃんは先週一緒に池袋に行ったとき、寝坊した私を

●BL専門漫画喫茶があるって知ってました?【BLマンガカフェ801】

で書いたBL漫画喫茶で待っていてくれました。

最近、Aちゃんが使う単語が私には分かりません…。

「話題のBLのプレイについていけない、オメガバースの設定が頭に入らない己を知り、もはや若くないことを思い知らされる…」

ってLINEで言ってたんですが、オメガバースって何?

と思ってググったら、

『オメガバースとは、海外(主に英語圏)の二次創作で発祥した特殊設定。』

と書かれていました。

詳細を読んだのですが、どうもよくわからないというか、両性具有だったり、人狼だったり、女体化とかふたなりとか、そういえば今市子も「萌えの死角」で、そういう新しいジャンルが生まれててついていけないって書いてたけど…



萌えの死角 (花恋)

私はそういうのに触れる機会がもう全然無いかも。

『推しカプ』って言葉もAちゃんから教えてもらいました。

推しのカップリングって意味なのね。


以前このAちゃんから来たLINEでも

「最近は二次界隈でもジェンダー意識してきてるから、NLじゃなくて異性CPとか言うようにしてるよ」

と書かれていたんですが、そのとき全く分からなくて普通に流してしまいました。

NLは異性カップリングという意味で、読み方は「ノンケラブ・なんにょ・にょなん・エヌエル・ノーマルラブ」など人によって違うそうです。

ということは異性CPは異性カップリングって意味なんですね。

こういう新たなオタク用語はどんどんネットで普及しているようなのですが、pixivもチェックしていない私には全然流れてこない情報です。

そもそも私、「BL」という言葉が生まれた時点では、そんなにもうBLらしいBLは読んでないんじゃないかなぁ。

一応BLコーナーに立ち寄ることはあります。

そこでチェックして買うのは、

よしながふみ



きのう何食べた?(16) (モーニング KC)

今市子



あしながおじさん達の行方 1巻 (花音コミックス)

雁須磨子



いちごが好きでもあかならとまれ。 (バーズコミックス ルチルコレクション)

くらいです。

あとは

●【無料立ち読み有】良すぎて震えたBL「スメルズライクグリーンスピリット」

で書いた、友人から紹介されたスメルズライクグリーンスピリットと



スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A (POE BACKS) (ポーバックス Be comics)

雨宮まみさんが紹介していた

●すごくいいBLだわぁ「それでも、やさしい恋をする」



それでも、やさしい恋をする (H&C Comics/CRAFTシリーズ)

で書いたヨネダコウの漫画は読みました。

最近読んだBLらしいBLはこれくらいかなぁ。


で、そもそも私たちは腐女子なのか?と友人たちとLINEで語り合いました。

私たちはそれぞれ漫画好きだし、同じ漫画を読んでいるものもあるし、全く被っていない部分もあるのですが、そもそもオタクになったきっかけとか、読みだした本は、話してみるとちょっと違っていました。

私は田舎の女子中高生だったので、スタンダードに当時流行っていたBLっていうかやおい向けのものを読んでいました。

当時好きだったのは、

高河ゆん


高河ゆん漫画家30周年記念本 30 ――までだと思っていた道は、まだ先に続いている(といいな) (ZERO-SUMコミックス)

CLAMP



聖伝-RG VEDA-[愛蔵版](5) (カドカワデジタルコミックス)

西炯子



水が氷になるとき (PFコミックス)

萩尾望都



残酷な神が支配する(1) (小学館文庫)

あとは友人たちと回し読みしていたもので

こだか和麻



KIZUNA -絆- (ビーボーイコミックス)

水城せとな



同棲愛(1) (ビーボーイコミックス)

尾崎南


絶愛―1989― 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

村上真紀


グラビテーション 1 (バーズコミックススペシャル)
マンガではなく小説では

ごとうしのぶ



タクミくんシリーズ 完全版8 (角川ルビー文庫)

桑原水菜



炎の蜃気楼 (集英社コバルト文庫)

は読んでいましたね。あとは幽遊白書とスラムダンクの同人誌は読んでたな〜。

なんかこう、王道って感じですよね?

と思って友人たちに話すと、二人共微妙に読んでいたものが被ってたり被ってなかったりしていたようです。

しかし話の流れから、友人Bから衝撃の告白を受けました。

B「私は全然BLらしいものは読んでなかったな〜サブカル系なもので。読んでたのはせいぜい尾崎南くらい。」

A「あ〜当時尾崎南はオシャンティだったもんね」

私「わかるービジュアル系とかゴスロリの走りの子たちが読んでた印象あるわ」

B「オシャンティだったか?確かにオリジナルアルバムにはハウス系の曲が入ってたけどね。

尾崎南のファンクラブには入ってたよ。

…と!!!!

今も漫画家のファンクラブってあるんでしょうか?

思い返してみると、確かに昔は、よく雑誌で漫画家のファンクラブ会員募集ってされてましたよね?

私も赤石路代や高河ゆんやCLAMPのファンクラブには入ってみたかったのですが、会費が惜しくて入りませんでした。

それを、尾崎南のファンクラブに入ってた人が身近にいたなんて…!

あの漫画家のファンクラブってなんだったんですか?

会報誌が届くの?あと暑中見舞いとか?

私はB'zのファンクラブには入ってますが、それはチケットを取るためです。

漫画家のファンクラブってなんなんだ…何をするんだ?

って今は思うけど、当時はネットで情報収集なんて出来なかったから、より身近に漫画家と交流できるファンクラブがあったのかもしれませんね?


そうかーそういえばいつの間にやら漫画家にファンクラブがあるなんて発想自体が無くなってたなぁ。

あと、当時はマンガ=オシャンティな感じがあって、ファッション誌代わりにしていた部分があります。

特にCLAMPの描く東京バビロンの洋服は真似したかったな〜。

最近の腐女子は、ちゃんとファッション誌を読んでいるような普通のオシャレさんが多いんだそうです。

うーん、こうやって色々思い出してみると、今私がマンガに求めているものと、昔求めていたものは違うかも?

そしてBLの流行ってのも私あんまり詳しくないのですが、今は多様化しまくってますよね。



このBLがやばい!2020年度版を見てみても、知らない本ばっかりです。

なんかこう、受けが可愛い可愛いしてるのダメなんですよねぇ。

純情ロマンチカは話題だったから途中までブックオフで買って読んでみたけど、途中で飽きちゃった。

私があんまりBLと呼ばれだしたジャンルを読む気がしないのは、そういう「受けの男が女の子みたいに可愛い」というノリと、その割に激しい濡れ場シーンなのかも?

友人も最近のプレイはすごいって言ってましたが…

でももしかしたら、読まず嫌いしているBLにも面白い本があるのかもしれませんね?

そして、そんな感じの私は腐女子では無いんじゃないでしょうか?

私、多分BLじゃなくてJUNE系の血を引き継いでるような、年上の漫画家さんが描いてるようなのが好きなんじゃないかな?

それでも腐女子って言うんでしょうか?


そもそも私たちは

「この程度でオタクを名乗ることなんて出来ない!本当のオタクはもっと極めてる!」

と思っています。

じゃあ私たちはなんなんでしょうか…?

貴腐人???

てか、たまーにBLジャンルも読む、ただのマンガ好き?

私の中では、なんとなく、

「腐女子=ジャンプ系が好きで、二次創作を楽しんでる女の子たち」

というイメージがあります。

なので全然ジャンプ系を読んでいない自分は、腐女子ではないのかな?とも思ったりします。

まぁジャンプ系が好きな女性の中にはオシャンティなリア充系も多いですけどねー。

そういう人たちって、全然過去の名作マンガを読んでないから、全然オタクではなかったり。

単に兄弟や彼氏の影響でジャンプ系読んでるって女子多いからなぁ。

世の中には私と同じくらいの知識の、ちょっとBLも読むマンガ好きって結構いると思うんですけど、私たちはどこに所属されるんでしょうね?

いや、まぁ一般的には、オタクに分類される気もするんですけど。

オタクの振り幅も広いからな〜なんなんだろうな〜

と、結局答えは出なかったのでした。

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