朝からビックリした、水城せとなのマンガ「窮鼠はチーズの夢を見る」と「俎上の鯉は二度と跳ねる」の実写映画化。

「おっさんずラブ」の影響だろう、と言われていますが、こちら、あんなにフワフワと可愛いお話ではありません。

ちなみに水城せとなは元々BL出身なので、受け狙いでこのお話を描いたわけではありません。

●水城せとなのBLマンガ「同棲愛」ネタバレ感想1〜杉浦椿〜

で描いた「同棲愛」より後、2009年の作品。



amazonで買う



なんかヤフコメに「途中からBLに話を変えた」みたいに勘違いしてるのがあったので…。

あと、かなり昔の作品な上に、その界隈では絶大な人気のあるお話だから、これが映画化されるとは…と私の周囲も朝からザワザワ!

ノンケの既婚男性が、ゲイの後輩からガンガン口説かれて肉体関係を持ち、同性を愛することに悩み、それでも激しく求め合うお話

というBL好きには切なく良い名作なのですが、とにかく描写が激しく、とても詳しく内容は書けないし、忠実に再現したら中学生には見せられません!

ローションのボトル投げたりするからなぁ…。


主人公のノンケ恭一を演じるのは関ジャニ∞の大倉忠義、大学生の頃からずっと恭一を好きだった後輩の渉を演じるのは成田凌。

順風満帆な人生を送る恭一は、あまり執着心もなく、流されやすい性格で、軽い気持ちで浮気を繰り返すタイプ。

そんな恭一の元に浮気調査員として現れた大学の後輩の渉。

証拠写真を妻に隠す代わりに、渉は肉体関係を迫ります。

この浮気を依頼したのは、ゆるふわ系の妻。

妻は自分が浮気をしているので、自分に有利に離婚を進めるために、夫の浮気調査を依頼していたのです。


「俎上の鯉は二度跳ねる」は後日談となっていて、離婚後の恭一と渉は一応付き合っています。

ネコだった恭一は、渉に促されるままタチになり、それはそれで受け入れていたのですが…

恭一に元同級生の女性が近付いたのを見て、悩んだ末に渉は恭一の元を離れてしまいます。

これまで戸惑いつつ渉と関係を持っていたはずの恭一は、自分が心から渉を好きだと気付き、再会して結ばれる…

というBLらしいお話、でも、めちゃくちゃ切なくて良い!
PR

「どうせ生々しい描写は省くんでしょ?」

という予想もされていますが、行定勲監督だし、この原作は生々しいリバに変わるところとか肝で、そこ抜かしたらお話が成り立たなくなる部分もあるから…ちゃんと描写しそう?

ジャニーズも昔「同窓会」で山口達也が割とハードなゲイ役やってたし。



本当は、言ったらなんですが、配役は成田凌より吉沢亮の方が原作イメージにもうちょい近いかな?

夢の中で渉が女だったのに驚くシーンとかあったことを思うと、成田凌は男っぽすぎるような?

大倉忠義は…うーん、私はまだ特にイメージが無いので、何とも言えない上に、ジャニオタが怖い…。


いやー「おっさんずラブ」のヒットのお陰で「きのう何食べた?」のドラマ化とか、この映画もノリで作られるんだろ?的なコメントをよく見かけるのですが…

原作自体、すでにめちゃくちゃ人気な物だし、そんな二番煎じ扱いされるのは嫌だなぁ。

テレビドラマでは同性愛とか姉弟の恋愛ものとか、ちょっと過激なのが流行った時期は25年前くらいにもあったんですよね。

ただ基本的には、「同性愛ものはスポンサーがつかないから映画では難しい」という噂を聞いたことがあります。

手塚治虫の「MWームウー」も、玉木宏と山田孝之が演じた役は肉体関係ある設定だったので「実写化は不可能と言われていた」って宣伝コピーになっていたとか。



結局、同性愛部分は丸っと削除して、やたら2人が顔を近付けるとか、玉木宏のシャワーシーンが色っぽいくらいの描写に留まったけど。


「おっさんずラブ」のノリで実写化するなら、今市子の「僕のやさしいお兄さん」なら、面白いしライトなBLだからアリな気がします。



同性愛の描写ガッツリある映画も近年あるにはあるし、クオリティ高い作品も多い。

けど世間的には「またかよー」ってなっちゃうのが切ないです…

「にがくてあまい」みたいな、同性愛への偏見を助長するような物とは違う原作なので、中高生のジャニオタさんにはピンと来ないかもしれないけど…

でもホント、もし原作に忠実なら、かなりチャレンジ精神ある映画になりそう。


「俎上~」の方でリバに変わるの、ここ大事なポイントだと思っています。

渉は自分から求めるんじゃなく、求められているって実感を欲しがってた。

で、恭一をネコにして手順を教え込み、今度はタチをさせるってのが、渉の欲求を感じられるところなのでは。

恭一もタチになってから、より渉に積極的になったし。

でも願いが叶っても、まだ不安で満たされず、耐えきれなくなって離れていく渉…こういうすれ違いの切なさがBLが人気の理由の一つかと。

実際に、タチは年上がやるものってルールもあるそうですが、映画「ブロークバック・マウンテン」でも最初は誘い受けだったから、なんかそういう始まりの筋みたいなのがあるのかな?



ってこれBLに興味ない方には全く届かないこと書いてる気がしますが…

とにかく今日は朝から衝撃でした。

2020年の楽しみができたわー。

激しい描写を観たいってわけではありませんが、アレをどう描くのか楽しみです!

よろしければこちらもどうぞ、水城せとなの現在連載中のマンガです

●「世界で一番、俺が◯◯」6巻ネタバレ感想~正論通りに生きられない人もいる
●「世界で一番、俺が〇〇」5巻ネタバレ感想~ふみちゃんのクズさに愕然…
●「世界で一番、俺が〇〇」4巻ネタバレ感想
●水城せとな「世界で一番俺が○○」1&2巻ネタバレ感想
関連記事
●私は恋愛に向いてる性格かな?と思ったら 恋愛・結婚するには、まずは自分を知ることから始めましょう。
カンタンにわかるアイピック性格分析

●ポーラの簡単白髪ケアトリートメント【POLA】グローイングショット カラートリートメント
 タグ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加