「#凪のお暇 」6巻ネタバレ感想~ドラマ9話との相違点で、凪母が毒親の理由判明
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今夜のドラマ「凪のお暇」9話を観たあとで、原作の最新刊6巻を買いました。


凪のお暇 6 (A.L.C. DX)
凪のお暇 6【電子書籍】[ コナリミサト ]
凪のお暇6巻 無料立ち読み
ドラマ8話からオジリナルと言われていましたが、原作と被っている部分もありました。
まず、ドラマでは市川円がタクシーの中で自分から慎二の手に指を絡ませていましたが、原作では慎二から先に円の指を触り、その後円から絡ませています。
状況は打ち合わせに向かうタクシーではなく、社の飲み会の帰り。
その後、慎二と円はベッドへ…
また、ゴンが凪への恋心に未自覚ながらも悩み、エリィに相談するところも一緒。
そして、慎二の祖母の米寿のお祝いに行くシーンで凪がしていた編み込みヘアーは、向かう状況は違っていたけれど、原作でもしていました。
が、ドラマ初期から設定を変えていた「原作では凪の祖母は存命」ということが、大きなストーリーの違いとなっています。
以下、原作のネタバレ感想です。
季節は冬になり、坂本さんは無事に大手に転職内定!
そしてあのブラック会社に誘ってきた先輩も転職をした上に、2人は付き合うこととなりました。
それを見て、自分も頑張って転職しよう!と転職エージェントに仲介を頼んだ凪。
自分らしい価値観を手に入れた、前向きに頑張ろう!と笑顔で日々を送りながらも、胃が痛むようになります。
笑顔で話す凪を見ながらも、スナックバブルのママ、うららちゃんママのみすずさん、ゴンは、凪の様子がおかしい事に気づいていました。
「悪い意味でこなれてきた、こういう時に事故を起こしやすい」(みすずさん)
「何かに焦って畳みこもうとしている、そういう時ほど判断を間違いやすい」(スナックバブルのママ)
「また真っ黒な怖い目をしていたけど、距離感がつかめなくて何もしてあげられない」(ゴン)
そんな風に凪が焦っていた理由は、もうすぐ従姉妹の結婚式で凪母が上京する予定だったから。
それに気付いていたたまれない気持ちになった凪は、緑さん(映画好きのおばあさん)の部屋でたくさんの映画を観て、豊かな生活を送る緑さんを見て、少し落ち着くことができました。
「私は、私の人生の新しい映画を作りたい」
そう思い、一旦焦って転職先を見つけるのはやめ、またスナックバブルでバイトをしている時に、母から
「上京した時に彼氏に会わせてね」
と言われてしまいました。
そこでスナックバブルの人々と相談した結果、代打として桃園(スナックバブルで愚痴ばかり言っていて、最初は凪が嫌っていたけれど、慎二のお陰で人となりが掴めた男性)が彼氏役を演じることで話がまとまります。
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凪のお暇6巻 無料立ち読み
ドラマ8話からオジリナルと言われていましたが、原作と被っている部分もありました。
まず、ドラマでは市川円がタクシーの中で自分から慎二の手に指を絡ませていましたが、原作では慎二から先に円の指を触り、その後円から絡ませています。
状況は打ち合わせに向かうタクシーではなく、社の飲み会の帰り。
その後、慎二と円はベッドへ…
また、ゴンが凪への恋心に未自覚ながらも悩み、エリィに相談するところも一緒。
そして、慎二の祖母の米寿のお祝いに行くシーンで凪がしていた編み込みヘアーは、向かう状況は違っていたけれど、原作でもしていました。
が、ドラマ初期から設定を変えていた「原作では凪の祖母は存命」ということが、大きなストーリーの違いとなっています。
以下、原作のネタバレ感想です。
季節は冬になり、坂本さんは無事に大手に転職内定!
そしてあのブラック会社に誘ってきた先輩も転職をした上に、2人は付き合うこととなりました。
それを見て、自分も頑張って転職しよう!と転職エージェントに仲介を頼んだ凪。
自分らしい価値観を手に入れた、前向きに頑張ろう!と笑顔で日々を送りながらも、胃が痛むようになります。
笑顔で話す凪を見ながらも、スナックバブルのママ、うららちゃんママのみすずさん、ゴンは、凪の様子がおかしい事に気づいていました。
「悪い意味でこなれてきた、こういう時に事故を起こしやすい」(みすずさん)
「何かに焦って畳みこもうとしている、そういう時ほど判断を間違いやすい」(スナックバブルのママ)
「また真っ黒な怖い目をしていたけど、距離感がつかめなくて何もしてあげられない」(ゴン)
そんな風に凪が焦っていた理由は、もうすぐ従姉妹の結婚式で凪母が上京する予定だったから。
それに気付いていたたまれない気持ちになった凪は、緑さん(映画好きのおばあさん)の部屋でたくさんの映画を観て、豊かな生活を送る緑さんを見て、少し落ち着くことができました。
「私は、私の人生の新しい映画を作りたい」
そう思い、一旦焦って転職先を見つけるのはやめ、またスナックバブルでバイトをしている時に、母から
「上京した時に彼氏に会わせてね」
と言われてしまいました。
そこでスナックバブルの人々と相談した結果、代打として桃園(スナックバブルで愚痴ばかり言っていて、最初は凪が嫌っていたけれど、慎二のお陰で人となりが掴めた男性)が彼氏役を演じることで話がまとまります。
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そして凪母の北海道での暮らしが出てきました。
夏はトウモロコシ畑で働き、冬はクリーニング店で働いている凪母。
ご近所さんや親戚は陰口ばかりを言い合い、そしてお暇前の凪が同僚からされていたように、嘘をついて仕事を投げてきたりされているけれど、笑顔で合わせる凪母。
凪の祖母は原作では存命で、愚痴ばかり言って偏屈で自己中心的な態度を取ってきますが、それも受け流して暮らしています。
閉塞的な田舎で、耐えて、耐えて、人前では
「娘には好きにやらせている」と言い
「そんなんだから大島さんはダメなんだよ」と笑われても、空気を読んで流しながら、心のなかでそっと
「凪、あなたはこんなとこから遠くに逃げて、東京で平和に暮らして、そしてお母さんをこの地獄からちゃんと連れ出してね」
と思っていました。
ここはドラマでもありましたね。
ドラマでは家のリフォーム代を凪に出させる気満々だった、あの胸糞シーンは原作にはありません。
凪の母は、お暇前の凪のように、耐えて、耐えて、毒親にも耐えていて…そして、自分も毒親になっていることに全く気付いていません。
ドラマでは凪が坂本さんたちとしていた人生ゲームは、凪母が北海道の人たちとしていたゲームでした。
かつて凪母は、子供のピンを放り投げたことがある人だったのです。
従姉妹の結婚式で再会した母は、凪の髪型に文句を言わないどころか
「すごく似合ってる」
と微笑みました。
原作でもドラマでも凪は時々毒を吐いていましたが、それは面と向かって毒を吐かない母が、本当は思っている悪態を代わりに凪に口にして欲しいと望んでいて、それに凪は合わせていたから、でした。
「ディズニーランドでの結婚式に憧れるのって田舎者だよね」
「結婚式、貧乏臭かったね」
そう凪が毒づくと
「やだ~ひどーい、凪」
と言いながら、凪母は満面の笑みを浮かべるのです。
そしてまた母親が
「その髪型、本当に素敵ね」と褒めてきたのに対して、凪が心にもない
「そんなことお母さんみたくまっすぐでサラサラの髪の毛が…」
と言いかけたとき、桃園の代打を知った慎二が勝手に店に現れたところで、6巻終了。
巻末の番外編は、エリィから見たゴンのお話でした。
今まで誰と何をしていても何も減らないように見えたゴンが、凪といると何かが減っているような気持ちになる。
それが恋だ、と気付くエピソードで、ホッコリ。
ドラマではとにかく凪母が毒親全開、慎二の母も毒親全開でした。
慎二の兄は原作には今のところ出ていません。
コインランドリーを坂本さんと運営する話も、完全にドラマオリジナル。
だから、ドラマはドラマで全く別の結末が用意されていて、そして凪母がとにかく酷く見えたけれど…
6巻を読むと、凪母も被害者なのかもしれないな…
今後、凪から手を振り払われたら、凪母の心はどうなってしまうんだろう…
と切ない気持ちになりました。
結婚式を挙げた凪の従姉妹はとても良い子で、子供の頃は仲が良かったのに、親同士が不仲になったために
「あの子とは合わない」
と母を喜ばせるために言った、幼少期の凪。
そんな風に凪に空気を読ませる母になったのは、凪母も同じ目に遭ってきたから。
毒親あるあるですね、こういう負の連鎖…
ドラマはドラマで、凪と坂本さんはコインランドリーとカフェを併設したお店を運営するのかもしれません。(エキストラ募集でそういうシーン設定が書かれていたので。単に妄想シーンとして出るのかもしれませんが)
でも原作では坂本さんは転職してしまったので、そうはならない。
慎二かゴンか?という流れも、6巻ではありません。
ということで、ドラマの恋の行く末、俳優さんの顔だけに興味があるのではなく、ストーリーに興味がある方は、是非原作も読んでみてはいかがでしょうか?
それぞれ別の人生を歩む凪、慎二、ゴン、そして凪母のこれからも知りたい。
7巻が出るのが楽しみです!
よろしければこちらもどうぞ
夏はトウモロコシ畑で働き、冬はクリーニング店で働いている凪母。
ご近所さんや親戚は陰口ばかりを言い合い、そしてお暇前の凪が同僚からされていたように、嘘をついて仕事を投げてきたりされているけれど、笑顔で合わせる凪母。
凪の祖母は原作では存命で、愚痴ばかり言って偏屈で自己中心的な態度を取ってきますが、それも受け流して暮らしています。
閉塞的な田舎で、耐えて、耐えて、人前では
「娘には好きにやらせている」と言い
「そんなんだから大島さんはダメなんだよ」と笑われても、空気を読んで流しながら、心のなかでそっと
「凪、あなたはこんなとこから遠くに逃げて、東京で平和に暮らして、そしてお母さんをこの地獄からちゃんと連れ出してね」
と思っていました。
ここはドラマでもありましたね。
ドラマでは家のリフォーム代を凪に出させる気満々だった、あの胸糞シーンは原作にはありません。
凪の母は、お暇前の凪のように、耐えて、耐えて、毒親にも耐えていて…そして、自分も毒親になっていることに全く気付いていません。
ドラマでは凪が坂本さんたちとしていた人生ゲームは、凪母が北海道の人たちとしていたゲームでした。
かつて凪母は、子供のピンを放り投げたことがある人だったのです。
従姉妹の結婚式で再会した母は、凪の髪型に文句を言わないどころか
「すごく似合ってる」
と微笑みました。
原作でもドラマでも凪は時々毒を吐いていましたが、それは面と向かって毒を吐かない母が、本当は思っている悪態を代わりに凪に口にして欲しいと望んでいて、それに凪は合わせていたから、でした。
「ディズニーランドでの結婚式に憧れるのって田舎者だよね」
「結婚式、貧乏臭かったね」
そう凪が毒づくと
「やだ~ひどーい、凪」
と言いながら、凪母は満面の笑みを浮かべるのです。
そしてまた母親が
「その髪型、本当に素敵ね」と褒めてきたのに対して、凪が心にもない
「そんなことお母さんみたくまっすぐでサラサラの髪の毛が…」
と言いかけたとき、桃園の代打を知った慎二が勝手に店に現れたところで、6巻終了。
巻末の番外編は、エリィから見たゴンのお話でした。
今まで誰と何をしていても何も減らないように見えたゴンが、凪といると何かが減っているような気持ちになる。
それが恋だ、と気付くエピソードで、ホッコリ。
ドラマではとにかく凪母が毒親全開、慎二の母も毒親全開でした。
慎二の兄は原作には今のところ出ていません。
コインランドリーを坂本さんと運営する話も、完全にドラマオリジナル。
だから、ドラマはドラマで全く別の結末が用意されていて、そして凪母がとにかく酷く見えたけれど…
6巻を読むと、凪母も被害者なのかもしれないな…
今後、凪から手を振り払われたら、凪母の心はどうなってしまうんだろう…
と切ない気持ちになりました。
結婚式を挙げた凪の従姉妹はとても良い子で、子供の頃は仲が良かったのに、親同士が不仲になったために
「あの子とは合わない」
と母を喜ばせるために言った、幼少期の凪。
そんな風に凪に空気を読ませる母になったのは、凪母も同じ目に遭ってきたから。
毒親あるあるですね、こういう負の連鎖…
ドラマはドラマで、凪と坂本さんはコインランドリーとカフェを併設したお店を運営するのかもしれません。(エキストラ募集でそういうシーン設定が書かれていたので。単に妄想シーンとして出るのかもしれませんが)
でも原作では坂本さんは転職してしまったので、そうはならない。
慎二かゴンか?という流れも、6巻ではありません。
ということで、ドラマの恋の行く末、俳優さんの顔だけに興味があるのではなく、ストーリーに興味がある方は、是非原作も読んでみてはいかがでしょうか?
それぞれ別の人生を歩む凪、慎二、ゴン、そして凪母のこれからも知りたい。
7巻が出るのが楽しみです!
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