米ドラマ「glee(グリー)」差別とイジメが酷くて、英会話勉強に良いけど挫折
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「英語を勉強したい」というと、皆んな口を揃えて「海外ドラマを観ると良いよ」と言います。
英語教材にオススメで面白いアメリカドラマのランキングサイトもたくさんあり、その中には帰国子女からオススメされた「Friends」も入っていました。
英語教材に良いアメリカドラマは
・スラングが少ない
・ネイティブが頻繁に使う会話が満載
・出演者の英語が聞き取りやすい発音
というのがポイントなのだとか。
私はあまりアメリカドラマを観てきていない方で、「SEX AND THE CITY」「Lの世界」「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」しか全シーズン観てこなかったレベル。
「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」と「デスパレートな妻たち」「HEROES」「24」は途中までは観ました。
最近だと「SUITS」は途中まで観たけど、現在放置中。
あ、「SHERLOCK」は一応ちゃんと今出ている分は全部観てるかな。
こうして並べてみても分かるように、アメリカの学園モノ、恋愛モノ、SFに興味が無い…
でも「ザ・ポリティシャン」と「HOLLYWOOD」をNetflixで観た流れで、ライアン・レイノルズの他の作品も観てみよう、と「gree」を観始めました。


glee/グリー シーズン1 <SEASONSコンパクト・ボックス> [DVD]
まず、登場人物がなんだかダサくて、映像が古い感じがして、「そんなに前の作品なの?」とビックリ。
2009年5月19日から2015年3月20日にかけて全121話が放送、とのことなので、私の感覚からすれば全然そんなに昔の作品ではないはず。
そして1話を観た時点で、何で私が海外ドラマにそこまでハマらないのか思い出しました…
イジメのシーンが暴力的で、マイノリティを馬鹿にしながらネタにしていて、勧善懲悪な単純さが面白くない…
アメリカでは吉本芸人のツッコミのような、頭を叩く行為はコメディではNGだそうです。
イジメに繋がるから、と。
なのに、このドラマの高校生達は主人公の女の子に色付きの飲み物を笑いながらぶっかけたり、車椅子の少年を簡易トイレに笑いながら閉じ込め、その後トイレごと倒そうとしたりする。
日本もイジメは問題視されているし、差別問題もある。
近年はかなり減りましたが、野島伸司のドラマとか過激なのはあったけど…
何だろう…根本的な価値観が日本人とは違うなと感じます。
gleeでは「ケン・タナカ」と明らかに日系アメリカ人役だろう教師がいるけど、どう見ても日本人の血が入ってなさそう。
調べたら演じていたパトリック・ギャラガーの両親は中国系カナダ人とアイルランド系カナダ人でした。
他に韓国系アメリカ人の女の子も出てくるけど、歌唱力などで選んでるとは思うけど、でも明らかに「アジア人は目が腫れぼったい」という先入観を持たれるメイクにしてると思う…
いや、2009年なら可愛い韓流アイドルが日本でも人気出てたはずだけど…
ってかアメリカドラマや映画って、未だに「アジア人はこういう顔」って固定概念強いよね?
「glee」は日本でもすごく人気のあったドラマだと言いますが、私には何故そんなにオススメされてるのか分かりません。
確かに音楽とかダンスが楽しい。
でも、主人公役のリア・ミシェルが当時の差別的な態度を暴露されて炎上してるニュースが最近出たり、コリー・マンティスが薬で亡くなってたり、という出演者のその後のスキャンダルも納得に見えてしまうんです…
英語教材にオススメで面白いアメリカドラマのランキングサイトもたくさんあり、その中には帰国子女からオススメされた「Friends」も入っていました。
英語教材に良いアメリカドラマは
・スラングが少ない
・ネイティブが頻繁に使う会話が満載
・出演者の英語が聞き取りやすい発音
というのがポイントなのだとか。
私はあまりアメリカドラマを観てきていない方で、「SEX AND THE CITY」「Lの世界」「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」しか全シーズン観てこなかったレベル。
「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」と「デスパレートな妻たち」「HEROES」「24」は途中までは観ました。
最近だと「SUITS」は途中まで観たけど、現在放置中。
あ、「SHERLOCK」は一応ちゃんと今出ている分は全部観てるかな。
こうして並べてみても分かるように、アメリカの学園モノ、恋愛モノ、SFに興味が無い…
でも「ザ・ポリティシャン」と「HOLLYWOOD」をNetflixで観た流れで、ライアン・レイノルズの他の作品も観てみよう、と「gree」を観始めました。
glee/グリー シーズン1 <SEASONSコンパクト・ボックス> [DVD]
まず、登場人物がなんだかダサくて、映像が古い感じがして、「そんなに前の作品なの?」とビックリ。
2009年5月19日から2015年3月20日にかけて全121話が放送、とのことなので、私の感覚からすれば全然そんなに昔の作品ではないはず。
そして1話を観た時点で、何で私が海外ドラマにそこまでハマらないのか思い出しました…
イジメのシーンが暴力的で、マイノリティを馬鹿にしながらネタにしていて、勧善懲悪な単純さが面白くない…
アメリカでは吉本芸人のツッコミのような、頭を叩く行為はコメディではNGだそうです。
イジメに繋がるから、と。
なのに、このドラマの高校生達は主人公の女の子に色付きの飲み物を笑いながらぶっかけたり、車椅子の少年を簡易トイレに笑いながら閉じ込め、その後トイレごと倒そうとしたりする。
日本もイジメは問題視されているし、差別問題もある。
近年はかなり減りましたが、野島伸司のドラマとか過激なのはあったけど…
何だろう…根本的な価値観が日本人とは違うなと感じます。
gleeでは「ケン・タナカ」と明らかに日系アメリカ人役だろう教師がいるけど、どう見ても日本人の血が入ってなさそう。
調べたら演じていたパトリック・ギャラガーの両親は中国系カナダ人とアイルランド系カナダ人でした。
他に韓国系アメリカ人の女の子も出てくるけど、歌唱力などで選んでるとは思うけど、でも明らかに「アジア人は目が腫れぼったい」という先入観を持たれるメイクにしてると思う…
いや、2009年なら可愛い韓流アイドルが日本でも人気出てたはずだけど…
ってかアメリカドラマや映画って、未だに「アジア人はこういう顔」って固定概念強いよね?
「glee」は日本でもすごく人気のあったドラマだと言いますが、私には何故そんなにオススメされてるのか分かりません。
確かに音楽とかダンスが楽しい。
でも、主人公役のリア・ミシェルが当時の差別的な態度を暴露されて炎上してるニュースが最近出たり、コリー・マンティスが薬で亡くなってたり、という出演者のその後のスキャンダルも納得に見えてしまうんです…
女優のリア・ミシェルが#BlackLivesMatterへのサポートを表明した時、元共演者が「私の初めてのテレビの仕事を生き地獄にしたことを覚えてる?」と批判。 https://t.co/m38pzhV9MO
— Harper's BAZAAR JP (@HarpersBazaarJP) June 22, 2020
確かに出演者達の英語は聞き取りやすく、英会話の勉強になりそう。
でも、私はもう高校生ではないし、この登場人物達みたいな会話は多分アメリカではしない。
そもそも面白いと感じられないどころか、イライラしてしまって、4話でやめました。
「ザ・ポリティシャン」はファッションとか展開とか面白いと感じたし、意地悪な人たちも心の機微がもうちょっと深く感じられたんだけどなー。
なんでもかんでもイジメの助長、という視聴者の傾向は「つまらない」と今まで思っていました。
でも、そもそもアメリカと日本ではイジメの時の行動が違う、のかな?
日本のドラマのあるあるだと、トイレに入ってる時に上から水をぶっかけるとか(実際にやってるところ見たことないけど)、悪口を書いた紙を机に入れられる、とか、万引き犯に仕立て上げる、とかが学園モノだと多いのかな?
コソコソと陰口を言う、仲間はずれにする。
対面で攻撃的なことをするのはヤンキーがやることで、ただ性格が悪い人は卑怯なやり方をする、というのが陰湿な日本のイジメな気がします。
どっちも嫌だけど…おばちゃん、もうイジメのものとか観たくないかなぁ。
アメリカの映画でゲイものと言えば「太陽と月に背いて」が昔大流行しました。


太陽と月に背いて [DVD]
レオナルド・ディカプリオが最高に美しかった…
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」もトム・クルーズとブラッド・ピットが怪しい感じでキレイだったわぁ。


インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア (字幕版)
もっと遡ると「ヴェニスに死す」が美少年に片思いするおじさまのお話で、腐女子のバイブル的存在です。


ベニスに死す (字幕版)
こういう創作の世界と、現実の学生生活の中でのセクシャルな差別は別物なんだろう、とは思う。
けど、そもそも宗教的に同性愛がNGではない日本人は、「おっさんずラブ」も楽しめちゃう。
アメリカはLGBT応援の活動が活発だけど、それは進んでるからじゃなくて、今までめちゃくちゃ遅れてたから、よね、という気がします。
ネットを見ると「glee」の話の元になった、同性愛者であるがゆえにイジメに遭い、自ら命を絶った少年の事件がアメリカではたくさんあるみたいで、だからこそドラマの中に入れたのだろうけど…
でも取り上げることによって余計に「イジメの対象になるようなことなんだ」という認識を持つ人も出そうだから難しいですね…
■GLEE■ マッキンレー高校で悲劇が起こる
障害者に対するイジメは、実際にどのくらいあるのか分からないけど、でもそもそも高校に車椅子の子が通ってること自体があまり無いケースなのかも?
そこは、ある意味日本が差別か区別をしている部分なのかもしれません。
結局4話しか観ていないので「gree」のことを判断できませんが、なんとなくネタとしてマイノリティを出し、でも主人公の白人は普通に恋愛するっていう流れにモヤモヤしました。
ライアン・レイノルズはマイノリティを起用することで差別をなくそう、としている人なのかな?と思っていたのですが、とりあえず「glee」に関しては、すごく「マジョリティとは別の存在」というのを際立たせていて、そしてそれが「主役外の話」としていることにモヤッとしたので、ちょっともう観られないかなぁ。
女達が男に「妊娠した」と嘘をつくのも、これもリアルではあるあるだけど、今更ドラマで観たくない…
私が今ドラマや映画で観たいのは「一芸が無くても、普通に生活するマイノリティ」です。
今までは「マイノリティだけど人気者になれる人は、特別に性格が良かったり、一芸がある人」という設定ばかりだったから。
「ザ・ポリティシャン」では足の悪い男の子の性格がとっても卑怯で、でもそれは足は関係なくただ性格だってのがいっそリアルで良かったかな。
マイノリティでもマジョリティでも、良い人もいれば悪い人もいる。それがリアル。
なのに、創作物が固定概念を植え付けてきた部分もあったと思う。
今はそんな風に思うので、私はちょっと「glee」は時代遅れに感じたし、イライラしてしまいました…
他の、面白くて英語教材にもあるドラマ、そして恋愛モノじゃないヤツを探したいと思います。
でも、私はもう高校生ではないし、この登場人物達みたいな会話は多分アメリカではしない。
そもそも面白いと感じられないどころか、イライラしてしまって、4話でやめました。
「ザ・ポリティシャン」はファッションとか展開とか面白いと感じたし、意地悪な人たちも心の機微がもうちょっと深く感じられたんだけどなー。
「ザ・ポリティシャン」シーズン1ネタバレ感想~デヴィッド・コレンスウェットが新田真剣佑ぽくてカッコイイ
友人が以前Netflixオリジナルの海外ドラマの何かが良い、と話していたのですが、もしかしてコレかな?と、トップ画面でオススメされたドラマ「The Politician(ザ・ポリティシャン)」を観てみました。ら…1話目の展開と、River Barkley(リバー・バークリー)を演じるDavid Corenswet(デヴィッド・コレンスウェット)がめっちゃカッコよくてハマり、一気に全8話観ちゃって寝不足…まぁ…リバーは1話で自殺しちゃうんですけど、でも...
なんでもかんでもイジメの助長、という視聴者の傾向は「つまらない」と今まで思っていました。
でも、そもそもアメリカと日本ではイジメの時の行動が違う、のかな?
日本のドラマのあるあるだと、トイレに入ってる時に上から水をぶっかけるとか(実際にやってるところ見たことないけど)、悪口を書いた紙を机に入れられる、とか、万引き犯に仕立て上げる、とかが学園モノだと多いのかな?
コソコソと陰口を言う、仲間はずれにする。
対面で攻撃的なことをするのはヤンキーがやることで、ただ性格が悪い人は卑怯なやり方をする、というのが陰湿な日本のイジメな気がします。
どっちも嫌だけど…おばちゃん、もうイジメのものとか観たくないかなぁ。
アメリカの映画でゲイものと言えば「太陽と月に背いて」が昔大流行しました。
太陽と月に背いて [DVD]
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「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」もトム・クルーズとブラッド・ピットが怪しい感じでキレイだったわぁ。
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア (字幕版)
もっと遡ると「ヴェニスに死す」が美少年に片思いするおじさまのお話で、腐女子のバイブル的存在です。
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こういう創作の世界と、現実の学生生活の中でのセクシャルな差別は別物なんだろう、とは思う。
けど、そもそも宗教的に同性愛がNGではない日本人は、「おっさんずラブ」も楽しめちゃう。
アメリカはLGBT応援の活動が活発だけど、それは進んでるからじゃなくて、今までめちゃくちゃ遅れてたから、よね、という気がします。
ネットを見ると「glee」の話の元になった、同性愛者であるがゆえにイジメに遭い、自ら命を絶った少年の事件がアメリカではたくさんあるみたいで、だからこそドラマの中に入れたのだろうけど…
でも取り上げることによって余計に「イジメの対象になるようなことなんだ」という認識を持つ人も出そうだから難しいですね…
■GLEE■ マッキンレー高校で悲劇が起こる
障害者に対するイジメは、実際にどのくらいあるのか分からないけど、でもそもそも高校に車椅子の子が通ってること自体があまり無いケースなのかも?
そこは、ある意味日本が差別か区別をしている部分なのかもしれません。
結局4話しか観ていないので「gree」のことを判断できませんが、なんとなくネタとしてマイノリティを出し、でも主人公の白人は普通に恋愛するっていう流れにモヤモヤしました。
ライアン・レイノルズはマイノリティを起用することで差別をなくそう、としている人なのかな?と思っていたのですが、とりあえず「glee」に関しては、すごく「マジョリティとは別の存在」というのを際立たせていて、そしてそれが「主役外の話」としていることにモヤッとしたので、ちょっともう観られないかなぁ。
女達が男に「妊娠した」と嘘をつくのも、これもリアルではあるあるだけど、今更ドラマで観たくない…
私が今ドラマや映画で観たいのは「一芸が無くても、普通に生活するマイノリティ」です。
今までは「マイノリティだけど人気者になれる人は、特別に性格が良かったり、一芸がある人」という設定ばかりだったから。
「ザ・ポリティシャン」では足の悪い男の子の性格がとっても卑怯で、でもそれは足は関係なくただ性格だってのがいっそリアルで良かったかな。
マイノリティでもマジョリティでも、良い人もいれば悪い人もいる。それがリアル。
なのに、創作物が固定概念を植え付けてきた部分もあったと思う。
今はそんな風に思うので、私はちょっと「glee」は時代遅れに感じたし、イライラしてしまいました…
他の、面白くて英語教材にもあるドラマ、そして恋愛モノじゃないヤツを探したいと思います。
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