都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

お家の家紋、知ってますか?自由に決めて良い?無い家庭には理由がある?

知人たちと話していた流れで家紋の話題になったら、既婚者も独身者もみんな自分の家の家紋を知らなくて

「家紋を知ってるなんて、良い家の子なんだね!」

と言われました。

いや、単に祖父がキチンと残してただけなんです、たぶん。

うちは本家ではないし、曽祖父の代で養子の出し合いを両家でしていたため、先祖代々のお墓をお参りするってことも無い家ですし。




祖母が残した家紋入りの着物を母が結婚式のときに着てたり、実家に家紋が額に入って飾られてましたが、それをオタクな私が興味を持って親に確認して聞いたから覚えてるだけだし。

ま、その家紋入りの着物はもう二度と誰も着ることはないでしょう…

私がこのまま独身なら着る権利はありますが、母より背が高いし、紋付きの着物を着る機会自体が無いはずですもの。

でもそんなに皆んな、実家の家紋を知らないものなんですかね?

私の友達にも、家紋分かってる子いたけどなー。

出自にプライドを持つのは今更言ってもさ~と思いますが、だからって知らなくて良い、忘れて良いこと、とは思いません。

面白いからってだけですけど。

ちなみにYahooの調査では、76.6%の人が自分の家紋を知っているという結果に。

でも知恵袋などでは、「知らなくていい必要の無いもの」という意見もありました。

家紋で出自が分かるという歴史好きには面白いものなんですけどね。

うちの地元では私の苗字と同じ家でも家紋が2種類あって、そのどちらかで系列が分かるというのを調べている人がいました。

丸とか角とか、植物の種類とか、そういうそれぞれの組み合わせによって意味が違っているって、不思議ですよね。

知人は家紋を調べたら、地元とは別の場所が発祥の家紋だとわかったそうです。

家紋と言えば、菅野彰さんがエッセイで書かれてたお話、面白かったのでご紹介します。

菅野さんのお父さんが亡くなったとき、お墓に彫った家紋は、

本当のお家の家紋ではなくお母さんが好きなキレイな家紋にしたそうです。

確か↓に書いてあったような…(違ってたらすいません…)




で、それを友達に話したら「うちの親はそういう自由人ではない」と言われ、よく考えたらお母さんはちょっとおかしいと気付いた、という笑い話として書かれてたんですが、

知恵袋を見たら、こういう風に適当に家紋を選んで使う家庭が増えているそうです。

いやいや、家紋ってそういうもんじゃないでしょ~と最初はビックリしたんですが、どうも家庭によっては、
家紋が無いお家があるようですね。

歴史的な差別があったお家では家紋が無いそうで、あんまり人に家紋を聞いたらいけなかったのかなぁと反省しました…。

うーん、差別の歴史は残したくないけど、だからみんな無いことにするのもなんだし…
家紋自体は大分前から人気が出ていて

大関ヶ原展行ってきましたー

大関ヶ原展行ってきましたー

今日は東京都江戸東京博物館で開催中の大関ヶ原展に行ってきました。(都が~やってる~♪byロバート秋山「TOKAKUKA」)とはいえ、あんまりこの時代のことは詳しくありません…招待券を頂いたので、友人を誘って、両国でついでにちゃんこ食べよ~と行ってみたのです。すごく混んでるので、16時以降が良いと公式サイトに書かれていたので、15時に博物館に着いたら1時間待ちのアナウンスが!一旦引き下がり、両国散歩をしてみることに...



で書いた大関ヶ原展でも、お土産コーナーの家紋が大人気でした!

あとこの本「家家紋帳」、可愛くて大好きっ!

動物の家紋はホント可愛い!




そういえば、高校生のころ同級生が

「ウチの屋号は牛乳屋さんなんだよね」

と言っていて

「は?屋号って、なに?」

と聞いたら

「昔やってた家業の名前なの。

だから今はサラリーマンのお家でも先先代とかの家業で、新聞屋さんって呼ばれてるんだよ。

うちも農家なのに牛乳屋さんなの」


と言っていたんですが、コレも面白いですよねー。

すごく田舎の土地の子だったから、そういう風習が残ってたのかな?

みなさんはご自分の家紋や屋号ご存知ですか?

こういうのもあと数十年したら無くなっちゃうのかなぁ。

家紋や屋号というのは、伝統として残すのも良し、ファッションや趣味として残すのも良し、だと私は個人的には思います。

仕事で和風のものを作るときには、家紋とか和柄をモチーフとして使うこともあるのですが、それぞれに意味があるので気軽に見た目だけでは決められない、というのが、難しくもあり、面白くもあるところですね。

縁起が良い柄にも、その由来がそれぞれ違っていたりしますし。

菊の家紋は皇族のものだから気軽に使ってはいけない、とか、そういう歴史を知るのもオタクとしては楽しい!
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