映画「カイジ ファイナルゲーム」ネタバレ感想~つまらない&真剣佑の筋肉多過ぎ…

2020年01月10日
真剣佑出演作ネタバレ感想

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公開初日に映画「カイジ ファイナルゲーム」を観ました。



ほぼ男性客で2/3くらい埋まっていたので、やはり人気作なんですね。

ちなみに私、映画は1も2も観てません。

なんか「ライアーゲーム」みたいな感じなのかなーと思いつつ、新田真剣佑が出てるから、とファイナルを観たわけですが…

すっごくつまんなくて、ビックリした!

原作のネタバレをチラホラ読んだことはありましたが、これはあの絵だから面白いのかな?(ちなみに映画はオリジナル作品で、原作者が原案に関わっています)

ただただ、胸糞な底辺の話と、ご都合主義でありきたりな展開の詰め込みまくりで、後半はもう飽きて飽きて辛かったわー。

これドラマとかスペシャルドラマだったら全然良いのですが、映画でやる内容?

うーん、「逆転」を詰め込もうとしすぎだったのかな。

どのくらい「ありきたりな話」だったかと言うと、味方だと思っていた偉いさんの秘書・真剣佑は、実は昔偉いさんが捨てた愛人との子供。

で、恨んでいた実の父親を影で裏切って復讐することを画策し、敵側に情報を流していた。

が、母親は捨てられたわけではなく、自分は望まれて産まれてきた子供だと教えられて涙。

そこからカイジ達と手を組み、無事にカイジは勝つ。

というくらい、ありきたりです。

真剣佑の出演シーン多かったし、イケメンさんだったし、演技も良くなってるなと思いましたが

その肩のゴリゴリの筋肉、役と全く関係無かったのね⁉︎

アクションあるのかと思ってたわ!



いやもう真剣佑の肩の筋肉、本当にすごくて、スーツがピッチピチになってました。

なんかなで肩に見えるくらい、逆三角形の体がスーツに合ってない。

藤原竜也も福士蒼汰もスラリと痩せ型のため、余計に真剣佑がゴリマッチョに見えます。

映画館出た後、近くにいたカップルも、爆笑しながら話してました。

「なんか松本人志みたいな体型になってたよね」

「よく知らないんだけど、筋トレ好きな人なの?

他の人と並ぶと差が凄すぎて笑っちゃった」


って…

ただ、私は先日多分真剣佑を電車で観てますが、確かに逆三角形の体は目立ちはするけど、あそこまでじゃなかったけどなー。

山手線で新田真剣佑を見た、かも?

今夜は表参道で飲み会でした。その後渋谷駅の改札で解散。山手線に向かう階段は人でいっぱい。で、目の前に若い男性連れがいたのですが、ふと見えた横顔が…あれ?これ新田真剣佑じゃない?と気付いてビックリ!いやいや、まさかまさか。そりゃトレードマークのグレーのマスクしてるけど。まつ毛バサバサのクッキリ二重だけど…その彼が「じゃあね」と連れに挨拶をして別れ、1人になったのですが…いや、この声、やっぱり真剣佑じゃな...



それだけ藤原竜也たちが細身ってことなんですかね。

将来ハリウッドで活躍するためには、逆三角形の体型は良いらしい。

けど、日本では細マッチョがウケます。

菅田将暉はガリガリですが、それも役作りで痩せてたりするし、

「あまりマッチョになると、役が限定されてしまう」

と言ってたけどな。

日本で色んな役やるには、もう真剣佑はマッチョ過ぎるというか、悪目立ちしてしまうかもしれません。

顔は本当にキレイだし、足も細いし、話し方の抑揚の付け方とか上手くなったと思うだけに、あのピッチピチスーツが…勿体ない!
カイジの映画の内容ですが、

東京オリンピック後の日本は貧困層が溢れ、インフレを起こして物価は上昇。

派遣は7割も給料を派遣会社に搾取され、でも働かないという選択肢は無い…

更に政府は国民の預金を封鎖し、その金で国の借金を帳消しにしようと計画している。

それを阻止するために名乗りを上げた金持ちとカイジは組み、ギャンブルに勝利。

更に黒幕の福士蒼汰と頭脳戦の駆け引きをして勝ち、預金封鎖を取り消させる。

ギャンブルの儲けを山分けし、やっと金を手にしたー!と喜んだカイジだったが、天海祐希の画策で実は自分が選んだ取り分入りアタッシュケースに金は入っていず、変わらず底辺なままとりあえずビール飲む、でエンド。

まぁ、でしょうね、って展開です。

予告観ればもう内容分かります。



関水渚が広瀬すずの廉価版て感じで、キャンキャンうるさかったなぁ。

そういえば予告を観ていた時、真剣佑と福士蒼汰のキャラが被りすぎだなと思っていました。

どちらもスーツに眼鏡で、ぱっと見同じ人に観えるなー、これジジババは違い気付かないんじゃない?と。

案の定、同僚に

「今日はカイジ ファイナルゲームを観に行くんだ」と言ったら

「誰か出てるの?」と聞かれ

「まっけん出てるんだよー」と答えたところ

「え!まっけん出てるの気付かなかった!

福士蒼汰とまっけんの違い、予告映像で見抜けなかったわ」
と言われました…。


先日「あゝ、荒野」を観たのですが、オリンピック後の日本はドン底に景気悪くなる、と予想されてるお話多いですね。

そんなん言われてもなぁ、なのですが…

政治家は保身しか考えず、国民の生活を犠牲にする

という物語は、さすがにここまでありきたりな展開だと胸糞でしかありません。

いやいや、国の借金チャラにして、その後どうするつもりよ?

なんかギャンブルの心理戦とかが面白いお話なのかなーと予想していましたが、思っていた以上に単純で、ガッカリしました。

ラスト、真剣佑の赤ちゃん時代、子供時代の写真を元にスケッチした鉛筆画がエンドロールで流れるのは、ファンは嬉しいかな。

あぁ、この絵の元写真アレだ!とファンなら分かる絵が出てきます。

真剣佑が高齢の伊武雅人の愛人の子設定なのは、リアルに近いなと思いました。

が、実は伊武雅人はまだ70歳で、真剣佑の実の父親の千葉真一より10歳若いんですけどね…

前作の映画を観てからじゃないと話分かんないかも?という不安もありながらファイナルゲームを観ましたが、そこまで複雑な設定じゃないし、今から前作を観る気も起きません。

これなら「ライアーゲーム」のドラマの方が面白かったなぁ。

というのが正直な感想です。

詰め込み過ぎてなければ、もうちょい面白かったかも?
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