今更ですが、高河ゆんさんの「恋愛」文庫版2巻を買いました。


REN-AI【恋愛】完全版(2)(秋田文庫73-2)

前半は初期の連載途中までのもの、

後半は再連載のモノが載っています。

いやー…

再連載の方のファンの方もいるんでしょうけど…

ヒドイ!
話がかなり変わりすぎ、キャラも変わりすぎ!

これを時代に合わせたと思ってるなら、
こんなのが良い時代だったわけないだろ!読者馬鹿にしてんの?
と思ってしまいました。


初期のキャラの魅力が、再連載には全然ないんですよ。

わかりやすーく、単純ーに、品が無くなっちゃってる。

私は初期の、両親にアイドルになるのを反対された久美が、割れたコップを掴んで

「肉親だって僕が今どのくらい痛いかなんて分からないでしょう!」と叫び

「じゃあ…誰か分かる人がいるって言うのか…」と狼狽えたお父さんに

「いる!」と言ったあと、心の中で

「ダメだ…ごめん…傷付けた」


と打ちひしがれるところが好きでした。

あのシーンには、久美の激しさと、親の気持ちを考える優しさがあった。


そういうのが、再連載には無い!

理真もふんわりした優しい品の良さが無い!

高河ゆんさんは、結婚して出産したあとに、絵が崩れまくってファンを失望させたことで有名な方ですが、

私は今連載してる(未完にまたなるんじゃ…とファンにヒヤヒヤされてますが…)
LOVELESSはすごく好きなので、よくあれだけ堕ちたところから、また以前の魅力的なマンガが描けるようになったなー!と驚きました。


LOVELESSファンブック (ゼロサム)


タイトルの「女性漫画家は結婚・出産してはいけない!のか?」ですが、結婚出産してつまらなくなった漫画家の中でも一番私が失望したのは、安孫子 三和さんでした。


みかん・絵日記 1 (白泉社文庫)

子供の頃大好きだったみかん絵日記を、大人になってから再読したとき、

1巻のおじいさんの話にやっぱり大号泣して読み進めていき、

作者が結婚出産後の話を読んだら…

陳腐すぎ!子供向けにしても酷すぎ!

超能力を持った赤ちゃんを預かっててんてこ舞いって、何それ…


みかん・絵日記 特別編 2 (白泉社文庫)


で、あとがきに
「うちの子供がかわゆ〜てかわゆ〜て、モデルにしちゃいました~きゃはっ」

って…脳内お花畑全開…


思うに、結婚出産をして子供と接するうちに、子供にわかりやす~く、視野がせま~く物事を考えたり伝えるようになってしまい、女性漫画家はダメになるのかもしれません。

が、もちろん結婚出産しても魅力的なままの女性漫画家さんもいらっしゃいます。

おかざき真里さん、


阿・吽 2 (ビッグコミックススペシャル)

二ノ宮知子さん、


おにぎり通信 2 〜ダメママ日記〜 (愛蔵版コミックス)

東村アキコさん、

東京タラレバ娘(2) (KC KISS)

伊藤理佐さん、


おかあさんの扉4 セクシー四歳児 (オレンジページムック)

清水玲子さんは、


Deep Water〈深淵〉 (花とゆめCOMICSスペシャル)
私が愛読している既婚子持ちの漫画家さんです。


ただ、おかざき真里さんは元々仕事に対するポテンシャルが高くて、己を高める努力をする訓練をしてきている方だし、

二ノ宮知子さんは一家の大黒柱として働いてるし、

東村アキコさんも以前は別居婚だったし、

伊藤理佐さんは旦那さんが吉田戦車さんで、仕事に対するモチベーションを落とさずいける状況の方ですね。

清水玲子さんはかなり基盤を築いてからのご出産だったからか、変わらず描かれてますね。

高河ゆんさんも旦那さんは漫画家だけど、ゆんさんのような知名度のある方じゃない。

普通に結婚して、主婦になって、ママになっても、独身時代のように繊細さのあるストーリーや、面白さを追求できる方は、少ないんじゃないでしょうか?
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だいたい人気漫画家でずっと第一線な女性漫画家さんは独身の方が多いですね。

萩尾望都さん、山岸凉子さん、くらもちふさこさん、佐々木倫子さん、今市子さん、吉野朔実さん、成田美名子さん、
よしながふみさんはまだ独身のままかな?


大奥 12 (ジェッツコミックス)

羽海野チカさんはバツイチとネットで見たことありますが、真実はわかりません。

既婚の漫画家さんでも、いくえみ綾さん、西村しのぶさんは愛読してます。

あまり新しい作家さんのことは分からないのですが、アラサーアラフォーで面白い漫画家さんは独身な方が多いです。

雁須磨子さん、ヤマシタトモコさんも好き。


別に主婦批判がしたいわけじゃないんです。

普通に友達同士でも、結婚出産で話が合わなくて縁が切れるなんて、よくある話ですよね。

でも、変わらない広い視野でいる努力をしてる人ももちろんいて。

ドキドキとか、探究心とか、集中力とか、そういうものを女性漫画家さんが持ち続けるのって、大変なことなんでしょうね。


こちらはあくまで一読者。面白ければ買うし、つまらなければ買わない。

こういう、結婚出産で視野の広さや技術が変わり、人気が落ちた女性漫画家さんが、悩んだ末に以前より良くなる葛藤、みたいなのを読みたいなぁと思っています。


それは女性にしか分からない価値観の変化との葛藤とか、幸せに対する気持ちの変化とか、色んなものがあるんだと思うんですが、

どーしても、ただ幸せ自慢脳内お花畑で消えていく方が多い。

そこに、アラフォー独身オタクとしては、モヤモヤと興味があります。


結婚出産しても仕事バリバリ、高齢出産も全然大丈夫!

を、流行りのエッセイコミックスじゃなく、作品で見せて欲しい。

編集さんは、それを後押しして欲しい。

山下和美さんは独身ですが、「考えが古惚けてる」と編集さんに一括されたと描かれてました。

独身だと、そこで立て直さないと、この先仕事が出来ない。

あの話は、一応クリエイティブ職としては、ヒヤリとさせられました。

アラフォーだともう20代みたいな、あれこれ挑戦したい気持ちが無くなってきてるし。

こういう気持ちを、結婚出産を機に奮い立たせられたらいいのに!

ってこれ、男が仕事頑張るために結婚するのと同じ価値観?


こういう、女性漫画家の結婚出産を独身がどう思ってるのかってのを、あまり聞いたことが無いのでブログに書いてみました。

気を悪くされた方がいたらごめんなさい。

でもホント、ただの一読者の意見です。

恋愛の3、4巻は…買うのどうしようかなぁ…
こんな絵になっちゃってるの、読みたくないなぁ…



今のゆんさんが続き描いてくれてたらなぁ〜。

ところで↓のゆんさんの新刊、エッセイ?
まだググッてもなんの情報も出てこないのですが…
エッセイコミックスなら読みたいな!



※コメントを頂いたのですが、返信だけでは書ききれなかったことをこちらに書きましたので、よろしければどうぞ

●働く子持ち主婦からのコメントに、ガッカリした話
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