早くに祖父母を亡くしたので、戦争体験は叔母からちょっと聞いたのと、戦後生まれの両親からの又聞きでしか聞いたことはありません。

私の中では、戦争=はだしのゲンなので、真夏の晴れた日の青空は、原爆が降ってきそうで怖いです。

その、ちょっと聞いた親族の戦争時の話を書いてみようと思います。


我が家は両家共九州の出ですが、父方の祖父は満州で軍人さんに剣術の指導、母方は海軍で大阪にいたそうです。

父方はまだ真剣(ホンモノの剣)があるような家なので、一芸があったお陰で前線に行かなかったのかもしれません。

(ところで、今は厳重に鍵のかかったタンスに仕舞われてる真剣は、今後どうするつもりなんだろう…。
売れる程価値のあるものでも無さそうだし、遺産にされても兄も困るはず…)

戦後は命からがら満州から帰国をしましたが、兄である大叔父は南方で戦死したそうです。


母方の祖父は、敗戦後に上官が責任を取って拳銃自殺をし、祖父も思い詰めて部屋に篭ってしまったそうです。

祖母は「自殺するかもしれない」と不安だったそうですが、突如

「人間は土地があれば生きていける。九州に帰るぞ!」

と言い出し、家族みんなで人が溢れる満員の汽車に乗り込んで、九州に戻ることになったそうです。叔母からは

「兵隊さんが、子供だけでも乗せてやれ!って言って場所を作ってくれてね。
広島を通ったときは街が真っ黒だったよ」


とのことで、鉄道から真っ先に復旧させていたので、広島も通れるようになっていたそうです。


母方は福岡、父方が佐賀ですが

「長崎の原爆の被害に遭った人はいないの?」

と聞いたみたのですが、

「山があるし、当時は誰がどこで亡くなったかなんて分からない状況だったから、原爆かどうかなんて分からないんだよ」

と言われました。

両親も戦後生まれなので、私が聞いた第二次世界大戦の話はこれだけです。


他の友人が祖父母から聞いた戦争の話だと、焼夷弾の中を逃げたとか、貧しくて苦労したという話も聞きます。

我が家ではそういうハッキリした話を聞いたことはありませんが、それでも父の兄だったはずの赤ちゃんが2人、生まれてすぐに亡くなっているので、当時大変だったのは想像できます。

今この話を書こうと思ったのは

「戦争反対!憲法改正反対!」

とかではなく、向田邦子さんにハマっているからです。向田邦子さんについては

●元祖 こじらせ女子、向田邦子さん大好き!

で書いたことがありますが、「字のないはがき」は教科書で読んだことがある方、多いのではないでしょうか?

「字のないはがき」は当時の庶民の様子(比較的、向田さんのご実家は裕福だったようですが)や、家族愛の伝わるエッセイで、何度読んでも涙が出ます。
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私自身は戦争だの震災だのあったら、どこの土地に移り住んでも良いと思っているので、

「先祖代々の土地」

という感覚がよく分からないのですが、家族の絆というのは、どこに行っても残るものだし、語り継ぐ人がいれば記録は残っていくものだとつくづく思います。

戊辰戦争だってまだまだ生々しく語っている土地もあるし。

でもこの語り継ぐの聞こうとしなければ、もう私の世代でも歴史に興味が無くなってしまうんですよね。


元彼の友人で、

「第二次世界大戦なんて作り話で、実際には無かった」

と思ってるアラフォーがいるそうです。

さすがにそこまでのアラフォーってなかないないと思うのですが、それでも、今後はそういう、

「第二次世界大戦なんて政府がアメリカのために捏造した物語だ!」

なんて言い出す人が出てこないとも言い切れないのかもしれません…


こういう当時の話をなるべく残して、向田邦子さんや、それ以外にも太宰治とかでも、小説やエッセイを読んで状況が理解出来る日本人が続いていったらいいなと思います。

ちなみに、私はサイパンやハワイは軍人さんの霊が出そうで怖くて行けません…

沖縄も下の方は怖いです。

もちろん第二次世界大戦だけでなく、日本の歴史を遡ると、鎌倉時代とか戦国時代とか戦争だらけだったんですけどね…。


左翼系の人たちが

「平和な古き良き日本を取り戻す!」

みたいなことを言ってるのを聞くたびに

「いつの時代の日本?徳川幕府の頃?」

と思うのですが(あれはあれで飢饉とか大変でしたが)

そんな話を書くとブログイメージがなんか変なことになるからやめときます。

ただ、語り継ぐ話として、身近な人の祖父母の戦争体験とかを、親しい人には聞いてみることにしています。

映画やドラマやマンガには無い、普通の人たちが実際戦時中どんな生活をしていたのか?

なんだかそんなことを時々思うので書いてみました。

よろしければこちらもどうぞ!

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