先日友人と有楽町スバル座に映画「花筐 HANAGATAMI」を観に行ってきました。



入り口のポスターはサイン入り!

最近映画チェックをしていなかったので、友人から誘われて知り、予告と出演者を見たらすごく面白そう!

大林宣彦監督ならハズレも無さそうだし、快諾して速攻で行くことを決めました。


「花筐 HANAGATAMI」
期間:12月16日(土) ~

■監督:大林宣彦
■原作:檀一雄
■脚本:大林宣彦、桂千穂
■キャスト:窪塚俊介、満島真之介、長塚圭史、柄本時生、矢作穂香

上映開始時間は

11:00(予告10分)~ 14:00
14:30(予告10分)~ 17:30
18:00(予告10分)~ 21:00

上映時間:2時間49分


主人公の窪塚俊介は窪塚洋介の弟。

満島真之介は満島ひかりの弟だし、

長塚圭史は長塚京三の息子で、常盤貴子は長塚圭史の嫁、

柄本時生は柄本明の息子

と、二世や兄弟も俳優の人たちが集められたキャストでした。


映画館に来ていたのは60代以上くらいの方が多く、観客は半分以下くらいの入りでした。

でもすごく面白かった!

やはり映像が面白いですよね。コラージュぽく色を変えたり、反転させたり、変化をつけるのがデザイン的に面白い!

ストーリーは、私は原作を読んだことが無かったのですが、そういえば過去に菅野彰さんがエッセイで

「なんとなくホモっぽい」

と紹介していたのを思い出しました。


時は第二次世界大戦の開戦の頃。

主人公は大学生で、クラスメイトの男性2人と、叔母とその義妹、そしてその義妹の同級生2人の少女がメインの登場人物となります。

主人公はとにかく能天気な榊山俊彦。

叔母の江馬圭子とその義妹の美那は、お金持ちで大きなお屋敷に住んでいます。

叔母の夫は肺病を抱えたまま満州の戦地に行って亡くなりました。

妹の美那も肺病になり、庭で吐血したところから物語は始まります。


血を吐く美那の元に駆けつけて、キスをする叔母。

それは血を吸い出す為なのですが、なんだかとっても隠微…。

美那役の矢作穂香ちゃん、ものすごい美少女ですね!

そして俊彦は学校で、鵜飼(満島真之介)というとにかくカッコ良く芯の通った、でも身勝手なところのあるアポロ神のような男と、吉良(長塚圭史)というニヒルで足が悪く杖をつく虚無僧のような男の2人に興味を持ちます。


鵜飼の可愛がっている子犬を吉良が死なせてしまったり、鵜飼がワザと熱湯の中に入れた硬貨を吉良が平然とした顔で拾い上げてみせたり、険悪な関係に見える2人。

でも、吉良は深夜の海で全裸で泳ぐ鵜飼を望遠鏡で見ていたり、なんだかこちらも、反発しながら惹かれ合う男2人、な感じがします。

そして、俊彦も鵜飼と全裸で馬に乗ってみたり、吉良と親しくしたり、ちょっと三角関係?

と思いきや、鵜飼は吉良の従姉妹の阿蘇(門脇麦)と交際しています。


美那と阿蘇とあきね、3人は仲良しの同級生。

そして、叔母の家で7人で食事会をしていたら、鵜飼は叔母にも色目を使い始めます。

あきねと俊彦も良い感じ。

阿蘇は美那と鵜飼が惹かれ合うのでは?と気を揉み、吉良も美那の美しさに惹かれていきます。

その後、美那と鵜飼は関係を持ちます。

俊彦も前半に美那にキスしようとして拒まれたり、

阿蘇と吉良が関係を持ったり、

阿蘇があきねに「私が一番好きなのは、あきね」と言って2人が見つめ合ったり…

と、もう恋愛関係はぐちゃぐちゃ?異性愛も同性愛もなんでもあり!
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この恋模様に加え、戦争が始まり教師が戦地に赴いたり、唐津のお祭り「唐津くんち」があったり、反戦メッセージがあったり、と物語は盛りだくさん!

で、上映時間が2時間49分もあるのですが…

長過ぎる…

物語としてだけでなく、映像美を楽しむ側面もある為、繰り返されるシーンがたくさんあります。

これは、大林信彦だから許された構成ですね。

原作はここまで同性愛丸出しでは無いはず、では?

「今夜、泊まろう」

と鵜飼が俊彦に言うシーンがあるのですが、それは娼婦と、という意味のはずだろうけど、なんだか2人の男同士が一夜を共にしようとするかのようにも思えてしまってドキドキした、と菅野彰さんは書いていたけど、どうなんでしょう?


物語の最後は、戦後に年老いた俊彦が、1人で美那の御墓参りをするところで終わります。

俊彦以外は全員、もうこの世を去っていました。

これは俊彦が青春時代を振り返るお話なんですね。

すごく面白かったし、贅沢だし、素敵な映画でしたが、若い人向けでは無いので、これはテレビ上映は無さそう…。

とにかく大林信彦の映像美が好き!というマニア向けです。


ただ、満島真之介がとにかくカッコイイし、門脇麦ちゃんはエロいし、美那は可愛いし、窪塚俊介はイライラするくらいウザいけどそれもキャラな感じで、他の俳優さんもすごく良かったです!

唐津が全面的に協力しているので、九州出身者もたくさん出ています。

ちなみに「名護屋城」という、豊臣秀吉が朝鮮討伐の本拠地として作った城跡が出てきますが、私も以前行ったことあります。

呼子の烏賊とか、九州弁とか、私は親近感持って観ていたのですが、友人は九州弁の部分は聞き取れなかったそうです。

基本的には単語以外は訛りなので、単語が聞き取れれば大体の言いたいことは分かるし、訛りには一定の法則があるんですが…

ということで、すごく素敵な映画だけど、本当に映画好きにしかおススメ出来ないので、ご興味のある方は映画館へ!

20日くらいまでは有楽町でやってますよー。

原作は今度読んでみようと思います!
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