都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

コミケ有料化、入場料予想は2千円前後?でも昔はカタログが入場料代わりだったよね?

Twitterのランキングを見ていたら、「19年夏冬コミケから一般参加は有料化」というのがランクインしてました。

で、案の定賛否両論のツイートが並んでいたのですが…

え?そもそもコミケって、カタログ購入して、それを入館証代わりにしないと入場できなかったよね?

だから元々「無料で入れる」っていう場所じゃなかったはずだけど?

●19年夏冬コミケ、一般参加有料化を検討 4日間開催の影響で

を読むと、一般参加者にはリストバンドを販売し、それを入館証代わりにする、今までは無料だったって書かれてますが、どういうこと?

と思ってTwitterやヤフコメを読むと、電子版のカタログが出たりしたし、いつの間にかカタログが入館証代わりってルールが無くなっていたみたいですね。


私も大昔に一度コミケに行ったことがあるだけですが、その時は会場入口でカタログを係員に見せなければ入場できませんでした。

もしくは、知人が出店しているとサークルチケットがもらえるので、それを譲ってもらって無料で入っていたのです。

なので若い人や、コミケに行ったことが無い人が、ただこの話題だけ見て

「コミケは有料化すべき」とか「有料化は酷い」とか言うのを見ると、???って感じ。

運営のコメントも「開催費用を確保するため」って書かれていますが、いつからカタログ無くても入れるようにしてしまっていたのか知らないけど、そこを前のルールに戻すだけだと思えば、至極当然な話ですね。

次回冬コミのカタログは既に予約開始しています。


コミックマーケット 95 カタログ

過去のカタログや現在のカタログの値段を考えたら、入場料は2千円前後が妥当なはず。

そもそもカタログ買わずに入ってた人がいるって時点で、昔の人から見たら不公平だもの。
しかし年々コミケの話題がニュースになっていて、オタク文化が一般層に普及していることに驚きます。

コスプレ会場の写真を見ると、なんかもうオタクじゃなくて、アイドル目指してるような子が来てますよね?

●元オタクだけど、今の夏コミには興味が無い、けどコスプレ写真すげーな!

写真を撮る側からしたら、可愛い子の完成度の高いコスプレは有り難いのでしょうけど…

せっかく非リア充が心から楽しめる場だったはずのコミケに、リア充のヒエラルキーを持ち込まれているみたいで、あれ?って気持ちになります。

私はコスプレしたこと無いけど、知人がチャイナドレスみたいなの作ってコスプレ参加してたな〜。


今のコスプレはよく分かりませんが、昔はとにかく

「ブスでもデブでも、露出高い手作り衣装で、ゲームや漫画のキャラのコスプレをする場」

というのがコミケのコスプレって印象でした。

なので最近のコミケの話題の中に「下品な露出高い服着てる人がいて、子供に良くない」みたいなコメントを見たときには

「え?元々コスプレってそういうモノだけど?」

と違和感を感じました。

でもテレビでコスプレしてる子の特集見ると、露出よりもキレイさを追ってる人の方が目立ってる印象ですね?

そうなると、オタク女子は結局コミケでも肩身の狭い思いをすることになるのでは…

まぁコスプレしない私が言うのもなんだけどさ。


ヤフコメを見ていたら、「渋谷のハロウィン」と同列でコミケを語っている人がいて、結構驚きました。

渋谷のハロウィンは区が特に祭りとして運営しているわけではなく、勝手に始まったもの。

それと、長年の歴史のあるコミケは別物でしょ。

昨年はディズニーランド感覚で子供を連れてコミケに行った人が、

「あんなマナーの悪い場はありえない!」

とコメントしてたりするので、あまりメディアに取り上げられるのもどうなんでしょうね。


私は多分行かないけど、でもよしながふみが過去の同人誌も販売するそうで、友人と気になってます。

通販で買えるなら、欲しいなぁ。



私にとってコミケは、大御所の漫画家さんが、制約なく伸び伸びと自由に描いた本を売っている場、です。

そして、素人もそこで自由に販売できる場。(スペースの抽選はありますが)

出る側も出展料を払っているので、見る側は無料でOKってことになると、出展する側の負担が大きくなってしまう…

と思うと、やはり入場料は仕方ないんだろうなぁ。

ただ、通販で買える本を入場料払って、並んでまで買うのもね〜って大人には、あまりアレコレ言えないのですが。

なんかこう、昔は「知ってる人は知っているコミケネタ」だったのが、普通にヤフーニュースになるようになって、それが本当に良いことなのかな?というのは、最近ボンヤリと思います。

皆んなが楽しめる、というより、オタクが楽しめる場であり続けて欲しいものですね。
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