TSUTAYAオンデマンドで「ちはやふるー結び」を観ました。


ちはやふる ―結び― 豪華版 Blu-ray&DVDセット(特典Blu-ray付3枚組)



元々原作は知人に借りて読んでいます。

ので、上の句、下の句はHULUで観ました。その時点で

「千早と太一の配役が、原作イメージと違い過ぎる」

というのが気になって仕方ありませんでした…

広瀬すずは可愛いし、頑張ってると思うけど、千早はモデル体型のはずなのにちびっ子だし、喋り方がぶりっ子過ぎるし、体の動かし方とかも色っぽいんですよね…

野村周平はそもそも、まつ毛が長くないし、柔らかい印象のイケメンでは無い…

でも脇を固める人たちは、割と原作に忠実、という印象です。

「原作と映画は別物」

というご意見もあると思いますが、その辺のことは

●「原作ファンは必ず実写化に文句を言う」って偏見がムカつく

で書いたことがあります。


広瀬すずがメスっぽ過ぎて、どうしてもカルタ馬鹿で恋愛に鈍感な千早に見えないのは、彼女の演技力ではなく、こういうメスっぽさを求められて演じているから、かもしれません。

「anone」の時はメスっぽさが消えてて良かったので。

そして原作では太一の千早への想いを応援したくなりますが、どうにも野村周平を応援する気持ちになれません。

新の方が誠実で良い男に見える!



これはもう真剣佑ファンだからっていうことではなく、野村周平があまりに太一の良さを出せていないから…(ファンの人には申し訳ないのですが…!)

野村周平は「バイプレイヤーズ」の時結構良かったな~。

彼には彼に似合う役があり、太一はハマり役では無かった。



と、野村周平が演技のためにメンバーと距離を置くことが素敵エピソードのように語られてたけど、それ意味あったのかな?


新役の新田真剣佑は、とても良い…というか、原作では私、あまり新に思い入れはありません。



千早のことを好きな、カルタの上手い、真面目でシッカリとした男の子。

原作では三角関係っぷりはそこまで重要視されていない印象があります。

そういう控えめな新の立ち位置を、真剣佑は誠実に演じているなと思います。

顔面レベルが高すぎるのを、ちゃんと眼鏡と演技で隠せてる!


松岡茉優ちゃんの詩暢は原作より性格悪いけど、魅力的ですね。



この子はカルタを友達だと思って過ごしてきた過去のエピソードが良いんですよね。

カルタから歌人が飛び出してきて、詩暢と遊んでくれるの。

そして、距離を感じていた出戻り娘の母と、その母の親である祖母が実は応援してくれていることに気付き、徐々に皆んなに心を開いていくのが印象的なキャラで、好きです。

実写版では大分キャラ説明が省かれていますが、原作のイメージをうまく表現しているなぁ、さすが松岡茉優ちゃんは良い女優さんだなぁ、と惚れ惚れ。

周防役の賀来賢人も、ちょっとイメージと違う部分はありますが、上手いなぁと思いました。



ワイルドな外見で天才なのに阿保、という周防を、天才肌なワイルド系で演じていますが、まぁそれはそれで。

目が見えにくくなっているというエピソードをドラマチックに描きすぎてキャラが変わっちゃってたけど。


感想を一言で言えば、「恋」に焦点を当て過ぎなのでロクに試合を描けていず、唐突でぶつ切りの展開に「えぇー…」となりました…

「上の句」は青春っぽさもストーリーに沿っていて良かった記憶がありますが、「結び」は

「とりあえず、上下人気あったから続編作るけど、原作まだ終わってないし、2時間で詰め込めるエピソードまで入れておきつつ、女子中高生が喜ぶ恋愛キュンキュン入れて、で、青春エピソードも入れて完結しようぜ!

上下でカルタに戻ってきた新と試合をさせて、それで勝って終了ってとこで完結するとスッキリするし!」

という気持ちがとても分かりやすい映画でした…。

太一に「俺はお前のためにカルタをやっていた。もう一緒にはやれない」と言われ、泣いて縋る千早…

大変切ないドラマチックなシーンに見えますが、あまりに胸キュンな展開になっていて、鳥肌…。

いやもう、この後の展開を知っているだけに、ドラマチックにしようと演出し過ぎ!


原作が長いため色々端折っているので、

あれ?こんな展開だったっけ?

え?あのキャラのエピソード入れないの?

でもこの小さなエピソードにはこんなに時間割くの?


となってしまうし、色々飛び過ぎていて他校の生徒のキャラクターも分からず、青春と試合が交互に唐突に始まるので、主要キャラの心の機微も唐突。

そう気持ちが動く理由が描かれてないから仕方ないのですが…

その割に、太一と周防のシーンには時間割いてましたね。
PR

「この役者の登場シーンを増やす代わりに、このキャラの説明をカット」となっているのは置いておくならば、

ラストの瑞沢と藤岡東の試合は、とても分かりやすい青春映画で、これは良かったと感想を言う人がいそうだな、と思います。



カルタを捨てて受験に集中しようと思っていたはずの太一が、周防と接してやはりカルタを続けようと決意し、いきなり試合中に戻ってきて、運が悪かったのも克服?して新の高校に勝ち、千早と太一が抱き合って勝利を喜ぶ。

その後、千早は将来の目標に「教師になる」と書いて先生に提出。

先生が驚いている時に、太一が突然現れて千早の腕を掴んで飛び出し、新に告白の返事をさせる。

千早の「もっと強くなりたい」って返事にキョトンとさせられたまま終わりかけ、

まさかもうエンドロール?

と思った途中で、千早がその後クイーンになると匂わせるシーンが入り、終了。

ストーリーとしては、すごく勿体無いけど、若い子には分かりやすいのかなー。


マンガだと各キャラの心の中が文字で起こされるので分かりやすいのですが、実写だとそこが省かれるので、その分演技が過剰になるのは、実写化あるあるですね。

ラストに詩暢が千早に投げ返すタオルですが、これって原作だと詩暢が自宅で乾かしながら、笑顔で見つめるあのタオル?ですっけ?

詩暢が千早に心を許すのが伝わるホッコリエピソードだったので記憶に残ってるんですが、あのタオルとは別物?

映画だと借りたタオルを使わないまま投げて返した、みたいになってますが…

役者の年齢的にこれで完結、と言われているのでもう実写版は終わりなのでしょうが、原作はまだ続いています。


ちはやふる(39) (BE LOVE KC)

単純に恋とカルタの青春をギュッと詰め込んだだけのお話ではなく、子持ちの元クイーンや、他校の先生や、生徒たちそれぞれの過去や気持ちが描かれている長い原作の中の、ほんの一部を切り取ったのが実写映画。

そもそも原作が掲載されているBE・LOVEの対象はアラサーアラフォー女性なのを、映画はティーン向けに振り切ってるしな。


と文句を言ってるようですが、漫画好きとはそういうものです…

でも真剣佑は本当にカッコよかった…!

キビキビした動きがさすがで、演技ではなく本気でカルタをやっているんだ、と思わされました。

柔らかい、優しい、真面目な新を演じていて、原作の新以上に魅力的。

いやー、原作の新、イマイチ何を考えているのか分からないところがあって、登場もそんなに多くは無いので、存在忘れがちなのです…。

ということで、まー新田真剣佑出てなかったら540円でレンタルして観なかったな、とは思いますが、とりあえず真剣佑出演部分は改めて見返そうと思います!

あと知人に借りてる原作も読まねば!

今借りてるのが34巻以降なので、ちはやの進路がどうなるのか楽しみです。
関連記事
●私は恋愛に向いてる性格かな?と思ったら 恋愛・結婚するには、まずは自分を知ることから始めましょう。
カンタンにわかるアイピック性格分析

●ポーラの簡単白髪ケアトリートメント【POLA】グローイングショット カラートリートメント
  • このエントリーをはてなブックマークに追加