最近ツイッターでフォローしている方々が、杉田水脈衆議院議員(自由民主党)の「LGBTは生産性が無い」発言に怒りのツイートをしているのを何度も見かけました。

「じゃあ独身女性、子供を産めなかった女性も生産性が無いのか?

こんな差別思考を語る議員は辞めさせなければいけない!」


昨日国会前でLGBT団体のデモも起こったそうです。





それを擁護するツイートも見ました。




そして、そのデモに関するヤフーニュースを読みました。

ヤフコメを見ると

「これ全文を読むと、杉田水脈議員はLGBTを差別する発言をしているわけじゃない。

発言を切り取って『言葉狩り』をしているのでは?

本当にLGBT団体が怒っているのではなく、何でも国のせいにして叩きたいデモ団体が絡んでいるように思える。

彼女の発言は、所々言い方に違和感のある箇所はあったけれど、本筋としては同意。

今叩いてる人達は、全文を読まずに叩いているんじゃない?」


というコメントが何件もありました。

私は元々、この杉田水脈議員の発言ニュース自体に、そこまで関心がありませんでした。

実際に独身子無しの私は、税金をいくら払っても他人の子供や親に使われるんだ、と諦めの気持ちを持っています。

「お互い様なんだから」

とよく耳にしますが、私が子供の頃より子育て支援は手厚くなっているっぽいし、現時点で親はまだ介護を受けていません。

あまり長生きする家系では無いし、親もそれなりに蓄えているし、親が受け取っている年金は親が働いて納めてきた分だ、と思うと、

税金の恩恵は受けられないけど、納税し続けていかなきゃなんだなー、ま、仕方ないか、国民だし

と思って深く考えないようにしてきました。


杉田水脈議員の寄稿は、新潮45の特集「日本を不幸にする朝日新聞」に掲載されたものです。


新潮45 2018年08月号

で、炎上したキッカケはこの尾辻かな子衆議院議員(立憲民主党)のツイートとのこと。
(雑誌を写メで載せていることに、杉田議員は疑問を呈する言葉をその後ツイートしています)




私は全文を読んで、杉田水脈議員を叩いている人たちの受け止め方と、彼女が言いたかったことは、論点が違うと思いました。

擁護するとまでは言いませんが、「言葉の選び方はおかしいと思う部分があるけど、大筋として言いたいことには納得」と思ったんです。

でも、私の好きな作家さんや友人まで「生産性が無い人には生きる意味が無いっていうのか!?」と怒ってる。

ので友人に「この全文読んで、どう思ってる?」と聞いてみました。

案の定友人は「どこもかしこも問題だらけの文章だと思う」と怒っていました。

ふむー、親しい友人で、多分言語読解力もそこまで相違がなく、腐女子仲間でもある私達の間でも意見が分かれてるのね。

となると、ヤフコメで見たような

「全文を読んでいない人が叩いてる」とか

「読解力が無い人が叩いてる」とか

「いやいや擁護している人こそ読解力がなく偏見の塊」とか、

その辺の考え方も、もしかしたら違うのかもしれない。
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友人と話していて分かってきたのは、受け止め方のポイントや時間軸が違うのかもしれない、ということです。

「現時点での制度に悩んでいるLGBTの人たちがいる。

同性婚や、同性カップルの里親制度を作ること。

そのための調査や法案を通す為に税金を遣っていくべきだと思うのに、そもそも杉田水脈議員はその議題を扱うこと自体を否定している。

この全文を読むと『生産性の無い人には価値が無い』と言っているように思える」


と言っていました。

私は杉田水脈議員が言うように、日本と海外では宗教的な背景が違い、日本はLGBTを許容している国だと思っています。

それはこの全文を読む前に

●染色体XXY(クラインフェルター症候群)とXジェンダー(性別不明)は違うの?

でも書きました。

杉田水脈議員が言ってることと、私が書いたことは、結構近い感覚のものだと思ってビックリしました。

ということは、私も杉田水脈議員を叩いている人たちから叩かれる側の人間なの?


私はLGBTの人たち、独身だろうが子供がいようがいまいが、生産性が無いとは思いません。

障害者の方々に関しては、納税という意味では生産性が無いかもしれないけれど、病気の解明や治療法の検討、同じ病気の人達、他の病気の人達同士の交流、家族の絆という意味では、生産性があると思います。

そう、杉田水脈議員はあくまでも「国民の義務である納税」というポイントのみで「生産性」という言葉を使っていて、生きる意味とかそういう心理的な部分で言ってはいません、多分。

そして彼女はトランスジェンダーの人たちの手術への税金投入はアリかもしれない、と言っています。

性的嗜好としての同性愛を差別してはいけないけれど、必要以上に朝日新聞は持て囃しているのではないか?

LGBTばかりを手厚くフォローし、特別視する必要は無いと思う


と言いたいだけなのかなーと思うと、怒っている人が受け止めている論点と言いたいことがズレているのでは?


多分私の周囲の人たちの中には、杉田水脈議員に対して怒っている人がほとんどです。

私はそちら側になれていないことに、寂しさを感じています。

怒っている人の言っていることも分かります。

ただ、その言い分は杉田水脈議員が言いたかったことではないので、

「そういう受け止め方をしなければ、そもそも怒らずに済む話じゃないの?」

と思ってしまうんです。

そして私は、同性婚はもうすでに動き出している制度だし、これ以上何にいくら使って何をすべきか分かりません。

LGBTの人たちも独身女性の私も、税金の恩恵を受けられない時点では同じ立場だと思っています。

で、「もっとこうやって、私達少数派に税金を使ってよ!」と思っていることは特にありません。

あったら良いな~と思うことはあるけど、どうせ少数派だから通らないしさ。

男女の夫婦プラス子供1~2人のモデルケースに基づいて国策をしないと、税金を集められないんでしょ?


LGBTの人たちの中でも、杉田水脈議員を叩いている人と、擁護している人がいるそうです。

なんだか不思議な炎上案件ですね。

擁護派と反対派は、意見が真っ向に分かれているわけではなく、ただ問題視しているポイントが違う。

だから討論にもならないんです。

彼女が言いたかったことと違う受け取り方をして怒り狂っている人もいるけど、でも友人と話していると

「確かに将来的に、そういう風にLGBTに対して制度を整える必要もあるよな」

と思うことも確かにあったので、単に私は自分には関係のない話と思ってしまっているのかも?

だったら自分自身に幻滅です…

この件はもう少し他の友人とも話してみますが、ほぼ同じような価値観と読解力だと思っていた友人と私でも受け止め方が違っているので、これは単純に杉田水脈議員が説明や弁明をしても解決しないかもしれないな、と思えてきました。

これだけは言っておきます。

私はLGBTを差別する人たちを軽蔑しますし、生産性は納税だけの意味でないから、子供を産まないから生産性が無いとは思いません。

ただ、個人の自由で引きこもり、働かずにダラダラしてる人にも「生きてるだけで価値があるから、税金を払ってあげよう」とは思いません。

そういう意味での「生産性」と「税金」の話だと受け止めています。
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