リアル中二病の頃、染色体XXY(クラインフェルター症候群)という染色体異常の人たちがいる、というのが話題になり、そういう方々をテーマにしたマンガを時々見かけました。

当時は今ほどオタクの中でジャンルが多く分かれていなくて、今みたいにBLだのNLだのふたなりだの無く、ただなんとなく

「性別が無いって、不思議でオタク心をくすぐる!」

という認識だった気がします。天使って性別が無いって言いますし、そういう物語的な世界を感じていました。

よくあるパターンだと、子供の頃から男の子だと思って育っていたけれど、思春期に違和感に気付き、その後美少女となって幼馴染の男の子と恋をする、的なやつがあった気が。

水城せとなの「放課後保健室」の主人公も上半身は男、下半身は女、という染色体異常という設定でしたね。


放課後保健室 1

有名な方だと、東村アキコの元元旦那さんの最初の奥さんで、漫画家の新井祥さんが染色体異常で、30歳を過ぎてからは男性として過ごされているそうです。


LGBTだけじゃ、ない!「性別」のハナシ (本当にあった笑える話)


「性別が、ない!」人たちとのつきあい方~実はあなたにも当てはまる20の性別パターンガイド~ (本当にあった笑える話)




先日Yahooニュースを見ていたら「Xジェンダー」という人たちがいるということを知りました。

自分は「男」でも「女」でもなく、そして好きになる相手も「男」とか「女」と決めたくない。

女装したいわけでも、男装したいわけでもない。

人によってXジェンダーの中でもタイプは色々で定義は明確じゃないそうです。

記事はそんな自分達のような人の苦しみを知り、理解して欲しい
、というものでした。

LGBTの定義の中にはXジェンダーは今のところ含まれていないそうです。

なので、LGBTのように皆んなで活動することも出来ず、自分の中の違和感は何なのか分からずにいる方も多いのだとか。

ちなみに「Xジェンダー」は日本で生まれた言葉なので、ジェンダークィア(genderqueer)が英語では近いものなのだそうです。

●男か女か“決めたくない”“わからない” 「Xジェンダー」という性

実際に「Xジェンダー」だと公表している方の、説明漫画もありました。


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色々調べていたら、染色体異常があり、LGBTだという方の記事を見つけました。

●僕はXXY性染色体を持つゲイ…認知されていないことへの苦悩|多様な性、LGBTの世界 #8

染色体異常はない「Xジェンダー」の方のブログもありました。

染色体異常の場合は戸籍は男、体は中性、恋愛対象は女性、という場合もあるので、「Xジェンダー」の説明をする時に染色体異常と混同させるような言い方はしないで欲しい、という意見もあるそうです。

正直な、私の気持ちを言って良いですか?

染色体異常の方は、生まれつきのことで自分で選ぶことが出来ないし、病気になりやすいので治療が必要だというのは、本当に大変だろうし、思春期に悩まないで済むように世間で認知されていって欲しいと思います。

「Xジェンダー」に関しては、差別する気も、性別を押し付けるつもりもないから、好きにすれば?と思います。

それはきっと、私が性自認で悩んだことがないからでしょう。

ただ「男らしく」「女らしく」を押し付けられることの嫌さは分かる部分があります。

しかしその「男らしく」「女らしく」は、固定概念としてだけではなく、私自身の趣味嗜好として好きな部分もあります。


性別の認識に関しては、本当にたくさんの種類があって、アメリカのFacebookでは58種類の中から選択できるようになっているそうです。

なんでそんなに多いのかというと、手術の有無とか、本人の趣旨とか、その程度によって選別できるようになっているからだとか。

こう聞くと「やっぱりアメリカは進んでるな~」って思いますよね。

でも私は、海外はそれだけ意識して公言しないといけないくらい、宗教も絡めて差別の歴史があったからだと思っています。

映画「ブロークバック・マウンテン」でも主人公の男性たちは、カウボーイがゲイであると差別を受けるとして、自分たちの関係をひた隠しにしていました。


ブロークバック・マウンテン (字幕版)

過去に差別で虐殺され亡くなった方がいたから、2人はそれぞれ女性と結婚し、内心ではお互いのことを1番愛していました。

そういう差別による事件は、日本より海外の方が多いと聞きます。


日本の歴史では、どちらかといえば僧侶に「女性と関係をもってはいけない」という掟を作っていたために、男性同士の関係は多かったと言われています。

むしろ政治的な意味もこめて関係を持つのが普通だった時代もあるし。

女性同士というのはあまり文献が多くないのかな?

そういう恋愛的な意味以外で、服装とか言葉遣いとか、そもそもそういう性別によるカテゴライズが嫌だという方もいるのかもしれません。

「リリーのすべて」のリリーのように、男として生きてきたけれど、ある日女装をしてみたら

「あ、自分は女でいる方が自然だ」

と思う人もいるし、物心がついたときから違和感を感じている人もいるようですね。

●映画「リリーのすべて」感想 ネタバレあり

私はそういう、自分の性別に違和感を感じる方を差別するのはおかしいと思うし、自由に選べるようにしていける世の中であって欲しい、と思います。


しかし「Xジェンダー」の中には「日によって男だったり、女だったりする」とのことなので、それはちょっと、周囲に配慮を求めるのは難しい気がします。

男女間の垣根を無くすことにより、良いこともあるでしょうが、悪いことが起こる可能性もあります。

自称Xジェンダーの男性が女子トイレに入ってきて、「今日は女の気分だから」と言われ、それを受け入れたら実は嘘だった、とか、そういう悪用をされる可能性は0じゃない。

女性で女らしい格好をしたい人もいれば、男らしい格好をしたい人もいる。

そういうのは人それぞれの趣味だと思います。

学校の制服を男女好きな方を選べるようにする、とかはあっても良いのかな?

男女全く同じ制服にする、だとスカートを履きたい女の子、学ランを着たい男の子の気持ちを無碍にしてしまうから、好きにどちらを選んでも良い、とかはアリかも。


何にせよ、私には自分の性別に関して悩む気持ちを心から理解することはできません。

あるブログを読んでいたら

「自分が性別のことで悩まなくて良いということを、分かっておいて欲しい」

というようなことが書いてありました。

●アウティング(同性愛暴露)は暴力?一橋大学の事件は女には理解できないのか

を書いた時にも思いましたが、マイノリティの方がマジョリティと自分たちをキッパリと区分している発言をするのを読むと、なんとも言えない気持ちになります。

そうやって壁を作ってるのは、そっちなんじゃないかな?って。

なんとなくですが、前述のXジェンダーの方々の言葉は、LGBTのことをマジョリティのように言っているようで、「特別な自分たち」感があるように見えてしまいました。

そんな風に思ってしまう時点で、私の理解が足りないのでしょうね。

でもなんとなく、「さすがに58種類の性別があって、その人達全ての気持ちや立場を理解しろ」と言われたら、せいぜい身近な人の当てはまるものだけで精一杯と思えてしまいます。

染色体異常という生まれついての体の違いと、心の中の違和感は、私には別物に思えるのですが、どちらにせよ

「自分達は差別されている」

という被害者意識を持たずに暮らしていける世の中で会って欲しいしという気持ちと、

「性別で悩めるくらい平和な世界」

という状況を認識しておきたい気持ちがあります。
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