原作を愛読していた「弟の夫」のNHKドラマ版、テレビでは見逃してしまっていましたが、NHKオンデマンドを契約していたので観られました!

原作は全4巻ですが、ドラマでは3話にまとめられていました。


弟の夫(4) [ 田亀 源五郎 ]


●「弟の夫」3巻感想~日本の同性愛差別の闇~
●ゲイ差別について考えた「弟の夫」最終巻4巻ネタバレ感想

全体的に日常のシーンが多いため、カットされたエピソードもあまり気になりませんでしたし、丁寧にまとめられていたと思います。

予告編はこちら



DVDも発売になります。


弟の夫 [DVD]


双子の弟がカナダで男性と結婚し、亡くなった。

その弟の夫が来日し、3週間宿泊し共に過ごす内に、「ゲイへの差別」というものについて考えていくというお話です。

離婚して娘を育てている主人公が、娘にゲイを説明すること、そして周囲から差別の目を向けられることについて考えていく姿は、幅広い方に観て頂きたいです。

特に、ゲイに差別意識のある人、何となく抵抗感があるという男性に。

これは腐女子向けではなく、全ての人向けのドラマだと思うし、出来れば学校でも道徳のような授業で子供達に観せてもらいたいです。


普段男性と話していると、どことなくゲイに差別意識を持っている人が多いと感じます。

オネェタレントは笑って観られるけど、実際に身近な男性や家族からカミングアウトされたら戸惑うだろう人は多いでしょう。

冗談で話しているときでも

「俺は女が好きだし、そっちじゃ絶対無い!無理!」

と笑って言う男性も何人か見たことがあります。

何となく無意識的に差別している、もしくは

「自分が恋愛対象として見られたら怖い」

と思っている男性は、多いかもしれません。


このドラマでは、主人公は佐藤隆太、弟の夫マイクを把瑠都が演じています。

過去に弟からカミングアウトされ、それから何となく距離を感じたまま弟はカナダに留学し、そのまま永住権を得てカナダで結婚し、亡くなった。

そのことを心の片隅にしまい込んだままだった主人公は、弟が本当に心からマイクと愛し合い、亡くなったことを改めて実感していきます。

「何故、カナダでは同性同士で結婚できて、日本では出来ないの?」

と娘から聞かれても、うまく説明が出来ない日本人は多いのではないでしょうか?

今は日本でも同性が結婚出来る区はありますが、一般的ではありませんし。
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そして、やはり男性にオススメだと思うのは、離婚した妻との距離感、付き合い方がとても良いところです。

夫婦としてはうまくいかなかったけど、今もホテルで関係を持つことはあり、仲良し。

一般的な関係では無いけれど、それが自分達には丁度良い。

「普通」と言われる概念に囚われず、でも野放図に生きるわけではない。

それがとてもバランス良く描かれています。


ドラマではマンガの最終話に続くような形で、マイクがカナダの家族を連れて

「ただいま」

とまた日本にやってくるシーンも足されていました。

皆んな笑顔で、とても楽しそうでした。

こんな風に家族を作っていくのって良いな。

相手が男でも女でも関係ない。

弟はカナダ人の男性と、普通に恋愛をして結婚をして、家族を作った。

そして、自分は弟のことが兄弟としてとても好きだった。


全てのLGBTの人が皆んな、マイクのように穏やかで良い人ばかりでは無いでしょう。

それは普通に、人それぞれ性格が違うから。

だから、私はこの原作とドラマを観て改めて、こんな風に普通に同性愛者が隠れたり、影で泣いたりしないようになる世の中であって欲しいと思いました。

腐女子もある意味、そういう差別を無くしたいと思いながらも、その関係を特別視してしまっている存在ですね。

私の友人は最近は「ホモ」や「ゲイ」等は差別用語になるから使わない、と言っています。

このブログではあえて、まだ世間一般で使われている言葉なので使いましたが、セクシャルマイノリティーの問題はまだまだ特別視されていて、その分偏見もある気がします。

わざわざパレードや番組特集しなくても良い、普通のことになった方が良いのかもしれませんね。

そんなことを改めて考えさせてくれた「弟の夫」。

NHKオンデマンドでは見放題で観られますので、是非観てみてくださいね!
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