私の周囲には、正社員や契約社員として働いていた会社で鬱になり、傷病手当をもらって数ヶ月から1年近く休職した人が何人かいます。

ほとんどの人がその後その会社を退職しましたが、それは自主退職の人もいれば、契約社員だったので契約更新を打ち切られた人もいれば、退職前提で傷病手当をもらってから退職した人もいますし、その後も働き続けている人ももちろんいます。

その内の一人が働いていたのは、ストッキングでかなり有名なメーカーでしたが、そこが猛烈なブラック企業でした。

タイムカードを押した後に残業させるのは当たり前。

労基の指導が入ると一時的に改善しても、すぐに元通りになる。

そこで鬱になったと診断書を提出した知人は

「じゃあ、退職して」

と言われ、それまでの残業代も未払い、傷病手当も無しの扱いとされそうになったそうです。


ただ、彼女はそれまでタイムカードを押した後の労働時間を全て記録していて、周囲からアドバイスを受けながら会社と交渉し、なんとか傷病手当や残業代を受け取ってから退職することができました。

前述の契約社員だった人は

「病気を理由に契約更新不受理は違法のはず」

と交渉したけれどダメだったそうです。

まぁ、その人の場合は本当はその会社に入る前から鬱の傾向があったので、仕方ないだろうって気もしましたが…。


ただ、先日知人の精神科医の先生に聞いたところ

「診断書の書き方が会社の規則と違うから受け取らないって言って、何度も何度も書き直しても受け取らないまま、本人が自主退職するように仕向けるブラック企業もあるんだよ。

会社が社員から診断書を受け取らないのって、違法じゃないんだ。

診断書を出すのも一通4千円近くするから、本人は何度も診断書を提出していたらお金もかかるし、会社内でも噂が広まってい辛くなって、結局諦めて退職するんだよね」

と話していて、ビックリしました。
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私が昔勤めていた会社では、過労で急性胃腸炎になり、血を吐いて急遽会社を休んで病院に行った人がいたそうです。

彼女がマネージャーに電話でその旨を伝えると

「ホントに病気なの?

いつ出てこられるわけ?

ホントに病気なら診断書を持ってきて!」

とキツイ口調で言われ、その後診断書をマネージャーに提出したら、

「ふーん」

と一瞥した後に、その診断書を破り捨てられたと言っていました。


このマネージャーはかなり酷くて、私も父の手術の日に会社を休みたいけれど、それが何日になるかは医師の都合で直前まで分からない、

と伝えていたのですが、何度も

「いつになるのかハッキリしてよ!」

と詰め寄られた挙句

「手術、手術って、一体なんの病気なわけ⁉︎」

とヒステリックに言われたので

「癌です」

と答えたら、プイッと立ち去ったことがありました。


その後すぐに社長から呼ばれて

「そんな大変な手術なら、とにかく日にちが分かったらすぐに教えてくれれば良いから」

と言われ、マネージャーからも

「さっきはごめんね。

私も社長から、いつになるんだ?って何度も問い詰められてたから…」

と言われましたが、後の祭りって感じでしたね。


今はネットなどで、法律や「普通」とされるルールが色々書かれてはいますが、結局はその会社の規模や人によって対応は違っているのが現状です。

インフルエンザなら出社してはいけない、という会社もあれば、インフルエンザでも仕事が大変だからと出社するところもあります。

しかし、診断書の書き方が会社の規則と違うから、と言って診断書を受け取らず、でも正しいも言われたはずの書き方をしても受け取らず、を繰り返す会社があるとは、そしてそれが違法ではないとは、驚きです。

そういう状況を国は本当に理解していて、その為の対策を出来ているとは思えません。

もちろん、会社が理由ではない鬱とか、単なる甘えとかサボりの人もいるだろうし、会社が社員の言うこと全てを聞かなければいけない訳ではないとも思うのですが…

資金が潤沢ではない、カツカツの状態の会社だと、いちいち社員の診断書を受け取ってお金を払う余裕が無い場合もあるでしょうし。

そう思うと、キチンと福利厚生のある会社に入社する為に頑張る、ということが出来なければ、この国で働いていくのは大変なんだなぁと改めて思いました。
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