タイトルの言葉は、高河ゆんさんが「はぴぷり~はっぴーなぷりてぃちゃん~」の巻末インタビューで書いてる言葉です。

電子書籍版で買って読みました。



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今まで「はぴぷり」興味無かったんですが、読んでみたら面白かった!

シングルマザーの24歳のチカが、2歳の娘と毎日笑ったりバタバタしながら暮らす、1ヶ月1話で進行する短編マンガでした。


言葉が遅くて、問題はないのに何も話さない娘の三日月ちゃん。

実家が裕福だからと働かないので離婚した元夫。

ちょっと元ヤンな言葉遣いのチカは、翻訳の仕事をしながら、目一杯愛情こめて子育てをしています。

何も話さないから、大人しくて良い子ちゃんなのかな?と思いきや、こだわりが強くて時にワガママな娘。

でもスキーに行った時に、ちょっと子供を置いて好きに滑りに行っていしまったら姿を消してしまい、泣きながらチカが三日月を探していると、ワザと隠れていた三日月が「ママ」と言って泣きながら出てくるシーンは、もらい泣きしそうになりました!


話し出した三日月は、幼稚園で以前の三日月のように話さない女の子蝶子ちゃんとお友達になりました。

三日月はクマのぬいぐるみ、蝶子ちゃんはウサギのぬいぐるみがお友達。

影でそっと動くクマとウサギのぬいぐるみたちは、実は元旦那様も子供の頃使えた、子供たちの超能力で動いていた!ったのは微笑ましかったなぁ。

働かないけど、優しくて家事が完璧のイケメン旦那様とは、旦那様が専業主夫になるということで手を打ち、再婚することに。

ラストは結婚式でした!


巻末には、連載前の1999年と連載から13年後の2012年のインタビューが掲載されています。

ちょっと驚きなのは、1999年も2012年も、北朝鮮の核ミサイルが問題視されていたこと!

2017年の今は、日本の上空を飛んじゃってますからねぇ。

最近少し前のテレビを観ると、以前は「日本の上空を飛ぶわけないけど、飛んだらどうしよう」と不安視されていたことに驚きます。
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連載開始時には園児だった高河ゆんさんの娘は、2012年のインタビュー時には高校生。

連載開始前のインタビューで

「子供を産むことを不安に思う人はいるけど、私は産んだ方がいいと思う!子供はいいよ!」

と語っていましたが、13年後には

「すごい押しつけがましいメッセージですよね。

当時は子供を産んだばかりで『子ども祭り』状態だった。

今は、子供のいる良さは言葉で語れるものではないと思うし、子供がいない良さもあると思う。

当時の自分に

『子供産んだくらいで浮かれてんじゃねーよ』

って言いたい。これもまた13年後に読んだら恥ずかしく思うかも」


と語っていて、すごく興味深かったです。


「子供を産んだことがない人には分からない!」

そんな言葉を過去にコメント欄に書かれたことがあります。

●働く子持ち主婦からのコメントに、ガッカリした話

その人は子ども祭り状態だったのかもしれませんね。

もちろん高河ゆんさんも子供がいて良かったと今も思っているそうですし、色んな人が読んでいることを考えて、一方的に価値観を押し付けないでおこうという配慮をされているんだと思います。

ただ、前述のコメント欄のような言葉は

「この人は『子ども祭り』状態だから、仕方ないんだな」

と、こちらが思えるようになりました。


高河ゆんさんの言葉のような価値観に変わらないまま、子ども祭り状態を他者に押しつけ続ける人もいると思います。

あくまでも、ゆんさんは不特定多数が読むことを意識して、「押しつけてはいけないな」と思われたんでしょう。

それをゆんさんが書いたことで、子ども祭り状態の人も「あ、こう言ったら不快になる人もいるんだ」と気付けるかもしれない。

そういうキッカケを作ってくれたんだな、と思いました。


また、ゆんさんはもっと先の人生のことも考え「何が勝ち組かは分からない」と語っていました。

ゆんさんが通っていた高校は都立の三田高校で、私の周囲にも卒業生が数人いるのですが、かなりの進学校で有名なところです。

慶應早稲田上智とかに進学するのは普通、三流大学に行くのは落ちこぼれと思われるような高校だとか。

高校生のうちからマンガを描いて仕事をしていたゆんさんは『負け組だ』って思われてたそうですが、今となっては負けではないと思う、と当時を語っていました。

但し「子供2人を東大に入れたって喜んでたお母さんが、結局90歳過ぎて、老人ホームでロクに家族にも来てもらえないまま亡くなることもある。

その人の人生のピークは、結局子供が大学に受かった時なのかな?と思うと、勝ち負けは分からないし、他人が決めることではないと思う」

と語られていて、そこも多様性を感じる言葉ですね。


今の娘さんと同じ時に、ゆんさんは仕事をして、自活しようとしていた。

娘やその友達と比べても、自分は普通じゃなくて、娘さんはまだまだ子供に見えるけど、自分は比べる基準にはならない、と語っていて面白かったです。

ゆんさんは同人誌でガンガン稼いでプロにもなってたし、当時はまだ高校生デビューの人気漫画家っていましたもんね。

マンガ自体も面白かったし、ほのぼのしたけど、後半のインタビューがホント良かったです!

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