写真は、昨日恵比寿の「パティスリー レザネフォール」で買ったケーキです。



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でもご紹介したこのお店、店内も素敵でケーキもかわいいですよね~!


さて、関東の端っこの田舎に住む同僚の姪っ子高校3年生が「パティシエになりたい」と言っているそうです。

父親は家族を手元に置いておきたいタイプなので、以前反対して諦めさせようとしていたのですが、今になって

「やっぱりパティシエになるために、製菓の専門学校に行きたい」

と娘が泣いて訴えてきたため、父親は弟である同僚に

「どう思う?」

と相談してきたそうです。

同僚は私に

「今度専門学校のオープンキャンパスに行くってことで姪っ子が来るんだけど、どう思う?」

と聞いてきました。


私は速攻で「女の子がパティシエになるのは厳しいし、飲食系は潰しが利かないから、ちょっとパティシエに憧れてる程度ならオススメしませんね」

と言いました。

同僚曰く「パティシエになりたいという気持ちと、とにかく進学で実家を出たい気持ちが半々って感じ」とのことなので、だったらもっと潰しが利く方向に進んだ方が良いと思います。

私がキッパリと反対するので、同僚はちょっとビックリしていました。

私が反対をするのは、パティシエになった友人がブラック業界でとても大変な思いをしていたからです。


高校生は進学をする時、とにかく希望の学校に行くことしか考えていないものです。

一般大に進むのに比べたら、「パティシエになりたい」というのは、キチンと手に職をつけようと将来のことを考えているように見えます。

でも、そんな高校生が想像しているような「素敵なパティシエ」になれる人は、ほんの一握り。

それ以外の人がどうなるか?という情報は、とても少ないのではないでしょうか?


製菓の専門学校を出たあと、友人は田舎の実家に戻り、地元のケーキ屋さんのパティシエになりました。

クリスマス、バレンタインと続く冬には、ロクに眠らずに働き、ボロボロになっていましたが、お給料は薄給で手取り10数万円だったそうです。

ケーキ屋さんの繁忙期はクリスマス、バレンタインが1番大変だそうですが、他にもホワイトデー、新入学、子供の日、母の日、父の日、結婚式等々、1年中アレコレとあります。

日持ちしないものなんだから、数日間だけ大変なだけじゃない?

と私も思っていましたが、実際には一ヶ月以上前から準備に追われることになるそうです。


連日連夜深夜まで働き、早朝に出勤し、体力仕事。

それで、お給料は定時上がりのOLさんより少ない。

都会の華やかな素敵なお店のパティシエで修行を積み、いつか自分のお店を持つ

そんな夢を叶える為には、実力と資金が必要となるけれど、実家がお金持ちでなければなかなか難しいでしょう。

ひたすら働いて、疲れ果て、カラダを壊した時、

「やっぱりパティシエを辞めよう」

と思った後、何が出来るか?


選択肢は、飲食系で接客をする以外は、あまりありません。しかも接客を募集しているお店は地方にはあまり無い。

専門職を選ぶ、ということは、それが出来なくなった時にどうするか?というリスクが伴うということを子供に教えるの場は少ないです。

飲食系はやはり他の専門職に比べると、体力勝負で薄給の確率が高すぎる。

「飲食系はとにかくブラックだよ」

と友人が言っていたことを思うと、私は同僚にオススメは出来ませんでした。


ちょうどその時、他の同僚が通りかかったので

「他のケースも聞いてみよう。知人にパティシエっています?」

と聞いてみました。同僚は

「あーパティシエはいないけど…兄弟がかの有名な服部なにがしの専門学校に行きました」

と話し出しました。
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「へー!兄弟は専門学校を卒業した後、どうしてるんですか?」

と聞くと、微妙そうな顔をしながら

「恥ずかしい話なんですけど…今は何をやってるのかよく分かりません。

卒業後に数年はレストランで働いてたんですけど、色々嫌になって辞めてしまって…

その後はフラフラしていて、多分定職には就いていないまま30代になりました。

とにかく料理は出来るから、お金のあるお姉様と結婚して専業主夫になるしか道はないと思うんですよね…」

と話してくれました。


「やっぱり、飲食は厳しいですね」

と話していたのですが、冒頭の姪っ子を持つ同僚は

「でも…お嫁さんになるって選択肢が、女の子ならありますよね」

と言いました。ハイ出た、男が言う

「女は嫁に行けばいいんだから」論。


「今時、専業主婦で安定した暮らしが出来る人がどれだけいます?

旦那がそれなりに稼ぐ人なら良いけど、もし離婚したら?旦那が病気になったら?

その時に、女一人でも稼ぐ手段を身に付けるには、飲食系は厳しくないですか?

子供を抱えながら飲食系の接客に復帰して、子供を進学させるくらい稼ぐのって大変ですよね。

実家が頼れるくらい裕福なら良いけど…」

「いや、兄貴の家はお金はロクに無いし、その子以外にまだ子供が2人いるから、進学の費用も大変なんだ」

「それは…厳しいですね…。

ならやっぱり、私は姪っ子がそれでもパティシエになりたいのかキチンと話した方がいいと思いますよ。」

と話して、会話を終えました。

まぁ、高校生が大人に反対されても

「何も分かってない大人に頭ごなしに反対されたくない!」

って思う気持ちも分かるし、

「子供の夢を応援したい」

って大人の気持ちも分かるんですけどね。


私は自分自身が専門職になり、いかに専門職は潰しがきかないか見てきたので、子供が専門職を選ぶことには反対派です。

●一人娘が美大に行きたがったら、全力で止めた方がいい

20代は夢を追って無理が出来るけど、それを諦めることになった時、選択肢が少ない業種を選ぶリスクは考えた方がいいと思います。

実家が裕福なら、全然良いんです。

就職のツテや金銭的援助を親が用意出来るなら、夢を追った方がいい。

でも田舎であまり金銭的に余裕が無い実家を持つ女の子には、オススメしたくないんです。


子供達に、そういうリスクをキチンと説明した上で、それでもその道を選ぶか聞ける大人は、あまりいません。

学校の先生は世間知らずが多いし、オープンキャンパスは学生が欲しいから夢を見させるでしょう。

成功した人の話ばかり見聞きするし、ドラマや漫画でも辛さを伝えるものはそんなにたくさんはありません。

ショコラティエの漫画だと「失恋ショコラティエ」とか「ちはやふる」の 末次由紀の漫画「クーベルチュール」とか、素敵な話はあるけど…


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でもこのショコラティエたちは、男性なんですよね。


シェフだってパティシエだって、有名な女性はほとんどいません。

それは男社会だからってだけじゃなく、30歳過ぎてもバリバリ女性が働くには、体力的に厳しいのもあるんじゃないかなぁ。

アラフォーの私には、30歳を過ぎた時に、夢を叶えなれなかった後のことも考えるための情報を子供に与えるのも、大人の仕事だと思えます。

それでも子供がやりたがったら、あとは大人がフォロー出来る準備をする。

と考える私は、子供の夢を潰そうとする悪い大人なんですかね?

同僚の姪っ子はどうするのかなぁ。

オープンキャンパス後に同僚も色々話してみるそうですが、それでも頑張ると言うなら、応援してあげたいですね。

でも安易に「泣くくらい進学したがってるから」ってだけで手放しに応援し、後は本人の頑張り次第と無責任に言うことは出来ません…
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