本日2017年9月5日発売の「花よりも花の如く」最新刊17巻を、早速楽天KOBOで買って読みましたので、ネタバレ感想を書きます。

今まで単行本で買っていたのに、途中から電子書籍にしちゃうのはなぁとも思ったのですが、さすがにそろそろ本棚のスペースをかなり埋め尽くすようになってきてしまいました…

このまま増えることを思うと、いっそ電子書籍で揃え直すことも考え始めてしまいます。



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じいさまが青森に帰ってしまいました。

憲人は胸にぽっかり穴が空いてしまい、ついぼんやりして集中できなくなってしまいました。

そのうち、西門も青森に帰ってしまう。

そう思うと、憲人はどうしても子供の頃、西門が青森に養子に行ったときのことを思い出してしまいます。

葉月から「今感じる強い感情の多くは過去に感じたもの」という説を聞き、過去の自分、今の自分について考える。

それが17巻のテーマとなっています。


憲人が受け持つ子供能のお稽古に、いつも友達とそのお母さんと来ている女の子 山口渚ちゃん9歳がいました。

お役代が出せないということで「土蜘蛛」では後見人をお願いしているのですが、憲人は渚ちゃんの気配り上手なところ、熱心に稽古をするところを見込んでいました。

渚ちゃんの両親は離婚していて、お母さんと暮らしているのですが、仕事の忙しいお母さんは一度もお稽古に来たことはなく、お母さんの高校時代からの友人兼渚ちゃんの友達の泉ちゃんと一緒に、いつもお稽古に来ていました。

渚ちゃんと泉ちゃんを薪能に連れていき、後見人の大切さを教えた憲人。

けれど自分のお舞台には今ひとつ心あらずとなってしまっていました。


葉月にお舞台の感想を聞くために電話をしていたときに、

「そういえばお弟子さんのゴミ屋敷を片付けたんだって?」

と、前巻の杉浦さんのことを聞かれました。

事情を説明した憲人に、葉月は

「憲人さんて誰にでも優しいのね」

と棘のある言い方をします。

出掛けだったので、また電話すると言って電話を切った後も、憲人は葉月の言葉のことを考えていました。

そして子供能のお稽古を終え、葉月には「9割方行けないと思う」と言っていたライブにも、演奏には間に合わないながらも駆けつけ、葉月と話します。
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葉月は憲人に

「『いい人』なのはいいけど、憲人さんは『良すぎる』と思う。それもうやめて!キライ!」

と言われてしまいました。

いつまでも大人になりきれない自分に悩む憲人。

そんな子供の頃の自分を引きずる憲人と、子供ながらも大人の気持ちを考えて我慢する渚ちゃん。

渚ちゃんはお母さんにお舞台を見に来てほしいけれど、忙しいお母さんに無理をさせたくなくて、我慢していたのです。


「お母さんはただ、役もついてないのに見に行っても、と思っているだけで、渚ちゃんがどれだけ頑張っているのか分かっていないのではないか?

憲人は悩んで渚ちゃんのお母さんに会い、直談判しようとするのですが、直前に渚ちゃんに止められてしまいました。

葉月から「やめて」と言われたのに、他人のために動こうとしてしまう自分。

それはポジティブな気持ちからなのか、人に捨てられたくなくてやってしまうネガティブな気持ちからなのか、その両方なのか。

迷って立ち止まってばかりいる自分に落ち込んでいる時、芳年と話し、

道成寺の前だからと葉月は連絡を控えていたのに、憲人は他人のゴミ屋敷を片付けに行っていたことに怒っている

ということに気付き、葉月の怒りの理由に納得しました。


やはりお母さんに来てもらえないことが悲しくて一人で泣いている渚ちゃんを見て、憲人は葉月に相談の電話をしました。

前向きなアドバイスを聞け、そして芳年から聞き出した葉月の誕生日に会う約束もして、元気を取り戻す憲人。

もう一度渚ちゃんのお母さんと話してみよう!そう思って電話をかけると、すでにお母さんはお舞台を観に行くことを決めていたことを聞き、驚きます。

実は渚ちゃんのお母さんは警察官で、それまで追っていた犯人がやっと捕まったのです!

そして、渚ちゃんも憲人のアドバイスを受け、キチンとお母さんに自分の気持ちを話していたのでした。

子供たちの頑張ったお舞台を見て、晴れやかな気持ちになる憲人。

そして翌日の葉月の誕生日に家まで会いにいくと…

実は、誕生日なのは葉月さんではなくて芳年さん!

その誤解と、自分宛ての花じゃないのか…と無表情になる芳年さんを見て笑い合う葉月さんとご両親と憲人。

人生は旅だ。よい旅を♡

と明るく、そろそろ憲人と葉月の結婚を匂わせる感じで17巻は終わりました。


ちょこちょことエピソードを端折っていますので、やはりキチンと単行本は単行本で読まれることをオススメします!

今回は西門がほとんど出てこなかったので、次巻でそろそろ青森行きのことなど語られるかもしれませんね。

そして、お互い気を遣い合い過ぎて喧嘩の多い憲人と葉月も、喧嘩するのは葉月が意地っ張りだったり、察してちゃんだったりする部分が大きいので、徐々に落ち着いてきていて、未来を感じさせるシーンが増えてきました。

次巻も楽しみです!またじいさまにも登場してほしい〜!

よろしければこちらもどうぞ!

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