8月10日に待望の「さんかく窓の外側は夜」5巻が発売されてました!

ブログに「ひうらえりか」で検索して来た方がいらして、それでもしやと思って楽天KOBOで検索したら出てきたので、すぐにポチりました。

電子書籍で買うようになってから、あまり新刊発売日チェックをしなくなってしまい、気付いたら新刊が出ていることが多いです…

4巻あたりからBL要素が薄れてきて、冷川の過去、人間味の無さ、火浦英莉可の素性、三角の父親のことなど、シリウスな部分がメインとなってきました。

ホラー要素もあるけれど、それも始めの頃の方は得体の知れない怖さがありましたが、三角が幽霊に慣れてきたので気味悪さは落ち着いてきた気がします。

ではネタバレを含む、5巻のポイントと感想を書きます。



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「さんかく窓の外側は夜」の粗筋についてはこちら

●心底ゾッとしつつエロい!?大人気ホラーマンガ「さんかく窓の外側は夜」3巻3/10発売!


まず分かった状況、人間関係をまとめます。

火浦英莉可が所属させられている宗教法人「掌光の教え」

「掌光の教え」は以前は「掌光会」と名乗っていて、冷川は子供の頃そこで「大掌様(だいしょうさま)」と呼ばれ、除霊をさせられていました。

冷川の力に気付いた母親 塔子が「掌光会」の副会長をしていて、「掌から出る手当の力を一般人に講演会で説明し、信者を増やし、取り憑かれている人は息子に除霊をさせる」という会にしていたのです。

幼かった冷川は、「あなたには特別な力があり、母親はいない。俗世間から離れ、私利私欲を捨てて、肉を食べず、除霊をしたら人の手助けが出来てありがたい、と思うように」と束縛され、押し付けられて過ごしていました。


ある日、酷い呪いのかかった信者と面会したとき、少年だった冷川はその呪いに興味を持ち、その力を自分のものにすることにしました。

呪いの力を手に入れた冷川は、急に明るくなり、飛び跳ねながら「のろってやる」と楽しげに言うようになり…

それから一ヶ月ほどして、警察が「掌光会」から通報を受けました。

通報者とは連絡が取れなくなり、近隣に聞き込みをすると「一ヶ月ほど前から異臭がする」と言われ、ただごとでは無いと複数人駆けつけた警察官の中に半澤がいたのです。

建物内には腐乱した人、つい昨日亡くなったような人など、たくさんの人が倒れ果てていました。

そして、唯一の生存者冷川を見つけた半澤は、彼を保護。

冷川少年は取調中に「運命を信じているんです。いつか出会うぼくの運命」と笑顔で語りました。

冷川が力を使って宗教法人の関係者すべてを壊したようですが、どのようなやり方をしたのかは描かれていません。

ただ、人の意識を壊すようなやり方をしたようです。


さて、この一度解体した「掌光会」が元となった「掌光の教え」には、「先生」と呼ばれる男性がいて、火浦英莉可はその人から力の使い方を教わったりしていたのですが、

この「先生」ってもしかしたら三角の父親?かもしれません。

外見も似ているし、英莉可に

「名前を教えるのはとても危険なことだ。僕は周囲の人が僕の名前を忘れるように呪いをかけている」

と語っていたので、三角の母親が夫の顔や名前を忘れてしまったことも辻褄が合います。

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過去が語られる合間も、冷川と三角は依頼を受けて街中に潜む幽霊を除霊していました。

冷川はこれまで幽霊をぶん投げるやり方で処理していましたが、三角と触れ合う内に、その力を飲み込んで自分のものに「リサイクル」するやり方を取るようになりました。

冷川にとって三角は運命。

それが冷川が三角に執着する理由ですが、今はまだ三角とその父親の力の違いまではよく分かりません。

三角はやっと自分ひとりで除霊が出来るようになった、レベルのようですが…


そして今回、半澤刑事の奥様が登場しました。

「信じない」という力を持ち、霊的な影響を受けない半澤。

半澤が奥さんと知人の家に行った帰り道、近くで起こった事件現場に足を向け、そこで偶然英莉可と会いました。

英莉可が落とした定期入れを見て、彼女に

「あの事件も、この事件も、君が関わっていると言っている人がいる」

と半澤が言うと

「どこかでミスった。誰かがあたしを売った」

と動揺する英莉可。誰が自分を売ったのか?聞き出そうと力を使っても、半澤には英莉可の力は効きません。

しかし、そのとき半澤の奥さんが現れ、半澤の名前「日路輝」を呼んでしまいました。

その隙に英莉可は半澤の奥さん冴子に呪いをかけてしまいました。そして一瞬、半澤もその呪いの言葉を信じてしまいました。


半澤は奥さんとのことを冷川に相談に行き、問題解決をする交換条件として「掌光の教え」を調べるように依頼。

ページ的には、ここから冷川の幼少期が語られたところで5巻は終りました。

6巻は2018年夏と、1年後の発売予定となっています。

この先は英莉可と先生と冷川と三角と半澤、の宗教法人との対決交えたお話となるようですね。


正直言って、最初の頃の得体の知れない幽霊の怖さ、人の怖さを描いていた話が面白かったので、宗教絡みになってしまったことは残念に思っています。

幼少期の冷川がアレコレと規則に縛られていた為に、日本語がうまく理解出来ていない、というのは筋が通りますが…

「新興宗教の信者はおかしい」という話は、もうこれまで散々読んできているので、意外性が無いんですよね。

そういう大枠のあるストーリーより、百鬼夜行抄のような短編的な怖さをもっと読みたかったかなぁ。


このマンガの良いところは、日常に潜む幽霊の顔が怖いところ!

ドロドロと溶けたり、視点の合わない気の触れた表情などは、秀逸の怖さです。

そして、除霊するときのBLっぽいノリも、独特でいい!

カラダじゃなく、魂で触れ合って、快楽を感じながら除霊をするってのがオリジナリティあったので、宗教絡みになっちゃうと拍子抜けかな。

この先、大人たちに都合良く使われた子供たちの解放の話、とかで終わらないことを期待します!

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