最近チラホラと

「同僚がアスペルガーかもしれない。

単純ミスを繰り返すのに、本人は自信満々。

空気が読めない発言。

尻拭いをするのに疲れた。」


という話を耳にします。

「自分はアスペルガーだ」とアスペルガーへの認知を高める活動をされている方は増えてきていますし、

幼少期に診断を受けて、病気と向き合っている方はたくさんいると思います。

そして、子供が発達障害だからと投薬をしていた人、成人間際に子供の障害が分かった人、障害を認めたくない親のことを、このブログでも以前書いてきました。


一つ前に佐倉色さんのエッセイコミックを書きましたが、とりあえず、角川の編集者ヤベーとかは、ここでは置いておきます。


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「本人が無自覚なアスペルガーぽい人が近くにいて、フォローをし続けるのってキツイ」

ということは、ずっと思っていました。

怒っても、言い方を変えても、同じミスが繰り返される。

でも本人はケロッとしている。

「私の言い方が悪いのかな?」

と自分を責め始め、ストレスが倍増するという経験は、私もあります。


ちなみに男性は女性に比べて4倍アスペルガーの方が多いそうです。

普通に勉強が出来、普通に表面的には会話が出来、異様に仕事が出来ないまま結婚したという男性は、実は多いのかもしれません。

アラフォー世代だと、まだ幼少期に発達障害の診断なんて、あまり無かったと思います。


そういえば同級生の中には、親が学校に懇願して擁護学級に行かなかった人たちがいました。

「家がお店をやっているから、子供を障害があると思われたくない」

と親は言っていたそうです。

確か小学校や中学校の途中までは一般クラスで、後から擁護学級に行った人もいました。

こういう人たちは学力も平均以下だったので、学習障害とは違っていました。

今思えば、キチンと本人や親が対処について考え、他の事例を聞き、出来ることと出来ないことについて学ぶ機会が持てた方がいいこともあったのかな、と思います。

アラフォーになった今は、親御さんが付き添って買い物する姿をたまに見かける、と地元にいる同級生が話していました。


私が子供の頃は、こういう明らかに知的障害という区分はあっても、差別もあったし、学校で子供たちに説明をして、理解させようという動きもありませんでした。

「身体障害者を差別してはいけません」

という言葉だけあり、ダウン症や知的障害に関する説明はありませんでした。

そりゃ子供たちは意味が分からないし、面白がって差別しますよ。

先生は生徒たちの戸惑いやイジメに対して何も言わなかったし、その生徒をフォローもしてませんでしたから。

先生によっては、一緒になって彼らを馬鹿にしてましたし。


以前書きましたが、本当に私が通った田舎の学校の教師レベルは低かったです。

●東京の水は、群馬県から流された汚水

今60歳前後の教師の体罰とかニュースになってますが、私が子供の頃新米だった教師でしょ?

そりゃ地方にはまだ当時のおかしな価値観のままの生き残り教師がいますよねー。


同級生の女の子で、兄が知的障害の子がいました。

一度聞いた話では、高熱を出してから障害が出たそうで、それまでは普通だったんだそうです。

そういうこともあるんだ、と当時思ったのですが、以降同じようなケースの話を、私は聞いたことがありません。

偶然特集番組を観る機会がなければ、分からない話でした。


この程度の教育を受けた人たちにとっては、

「明らかに知的障害ではない=健常者であり、問題があってもそれは性格のせい」

と片付けられます。

これは今の社会でもそうです。

「人によって能力の差があるのは当たり前」

と先日上司にも言われました。

私は、そういう言葉で片付けるのは間違っているのではないか?と思います。
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私だって、完璧な人間なわけではもちろんなく、「普通な人間だ」と胸を張って言うことは出来ません。

ただ、物事の経緯がうまく認識出来ない人、というのは、うっかりミスをするというのとはちょっと違っていて

「これがミスだということが認識出来ない。

どうしたら回避出来るのか分からない」

という感じで、でも本人は自分はちゃんとしていると思っているので、周囲を混乱させることがあります。


「自分はミスが多い」
と自覚しているのと
「ミスだと言われるけど、何が悪いのか分からない」
というのは別物だと思います。


そして、指導や助言で改善出来る人もいれば、改善出来ない人もいます。


こういう
「本人は気付いていないけど、アスペルガーではないか?」

という同僚や恋人や夫婦、家族に悩む方はたくさんいます。

そういう人たちへのフォローって何か無いのかな?とずっと思っていましたが、キチンと病名があることを知りました。

「カサンドラ症候群」という、アスペルガーの人とうまくコミュニケーションが取れないことの抑圧から、鬱症状となる人たちがいるそうです。


カサンドラ症候群の人たちに向けたサイトをいくつか見てみました。

そして解決法を見て、愕然としました。

●お互いによく話し合い、時には通院をし、同じ状況で悩む人と話してみましょう。

つまり、根本的な解決はアスペルガーの人本人と距離を置くか、状況を理解してストレス発散するか、投薬をするしかない。

「愛があるなら、相手を変えさせることは出来ないので、自分の考え方を変えましょう」

という、言うは易く行うは難し、なこと。


カサンドラ症候群は女性に多いそうです。

「夫とうまく意思疎通できない。身勝手過ぎる」

と言っても

「男の人ってそんなもんよ」

と、男尊女卑で男チヤホヤが当然の人に、単なる世間知らずの愚痴扱いされてしまい

「私が女だから、我慢しなきゃいけないんだ…」

と思わせてしまうそうです。


もしかしたら、佐倉色さんの問題の編集者さんの奥様も、いつかカサンドラ症候群になるかもしれません。

でも、奥様も達観した性格で、特に意思疎通出来ないことを気に留めないかもしれません。

「この人はこういう性格」

と思えば、自然と対処出来る人もいるかもしれない。

同僚でなければ、夫の仕事の出来不出来なんて、出世したかどうかでしか分かりません。


会社の中でひどいパワハラをする男性が、家庭の話はニコニコしていて、妻子には優しく尽くしている話もたくさん見聞きしたことがあります。

ちなみにウチの父は、職場でも家庭でもパワハラしていたそうですが…
(同じ会社にいた同級生のお父さんから聞きました)

よくある家庭の問題なのか、病気が原因の問題なのか、周囲には分かりません。

家でも会社でも問題があって、周囲は病気だと思っていても、他人のプライバシーだと思って触れず、そっと誰かをカサンドラ症候群に追い込むこともあるんでしょうね。


私には現時点では解決法は分かりません。

限界なら逃げろ

で良いのか、病院で解決出来るか、ケースにもよると思います。

でも、そういう病気がキチンと認知され出しているんだということは、広めていきたいと思いました。


アスペルガー等の学習障害も、身体障害者も、どちらも差別してはいけないと思うし、理解を深めるのは大切なことだと思います。

ただ、その人たちを支える身近な人に

「頑張って我慢して!」

と言うようなことは、したくありません。

国なのか地域なのか分かりませんが、そういうフォローする側の人の支援が出来る何かがないんでしょうか?

講演会のような、興味がある人だけに向けたものではなく、地域で説明されるようなこととか。

単身者の独身の私には、こうして書くことしか出来ません。

何か、本当に支え合えることが明確にあれば良いのになぁ、と思いました。
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