都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

アラフォー独身が「結婚したい」のに「婚活出来ない」理由

婚活したくないけど孤独な女

アラフォー独身が「恋をしたい」と言うと、「婚活するんだ」と思う人がほとんどな気がします。

アラフォー既婚者が「恋をしたい」と言うと、単なる人生のスパイス。

しかしアラフォー独身の私は「恋をしたい」とは思いますが、「婚活をしたい」とは思いません。

好きな人と結婚したいとは思うけど、結婚のために好きな人を作ろうとは思いません。

アラフォーじゃなく20代でも

「恋人が欲しいけど出来ない」

と言う人には

「理想が高過ぎるんじゃない?」

とアドバイスする人が多いです。

でも「好きな人が欲しい」と言う人には、理想が高いも低いも関係ありません。

「片思い」をするだけなら、相手が芸能人だろうと身近なイケメンだろうと、相手に迷惑をかけない分には問題無し。

でも「恋人になりたい」というのであれば、相手に好きになってもらわなくてはいけないので、自分の身の程を知って、合う相手を探さなくてはいけません。


「こういう人が好みのタイプ」というのと
「こういう人が自分と合う」というのが一致するのであれば、恋も婚活もする意味があります。

でもどうしてもそこが折り合わないのであれば、もう「恋愛自体を諦める」という選択肢もあります。

既婚者のように、「恋は人生のスパイス」と思えるのなら、両思いや結婚を目的にしなければ良い。

そう思うと、私は「恋人を作りたい」とはずっと思ってきましたが、好きになる相手は「人生のスパイス」にしかなり得ない人ばかりでした。

たまたま、合コンで会った人を好きになって付き合えたことはありましたが、あれは奇跡に近かったですね。

でも今はもう記憶は曖昧ですが、元彼を好きになった理由は

●話していて楽しい。ホラー好きな私が初めて出会った霊感がある人だったし、ちょうど始めたかった趣味に誘ってくれた。

●周囲に気を遣って話しかけることが出来る。

●年齢が近い。

●ちゃんと働いている。

●四大卒

●見た目はタイプピッタリでは無いけど、普通だし背も高い。

●家族と仲が良い

でした。これは婚活や恋活では、「理想が高い」と言われる条件の人かもしれません。
ちなみに、私が「話していて楽しい」と思える人は、女性慣れしているチャラ男がほとんどです。

穏やかで優しいタイプの人は、女友達と話している時の方が楽しい。

そこまで話していて楽しくなくても、イケメンなら目が楽しい。

イケメンでも話していて全く楽しくないタイプの人もいますけどね。

そもそも女同士の方が話していて楽しいものです。

だから、女同士と同等の楽しさか、見た目の楽しさが無ければ、恋は出来ません。


これはよしながふみの「あのひととここだけのおしゃべり」でも、

「結局、男と付き合うのって、友達と過ごしたり、家で好きなマンガを読んでいる時より楽しくない」と友人が言ったら

「それは言ったらダメと思って我慢してたのに!」
とみんなで突っ込んだ、というエピソードが書かれていました。


あのひととここだけのおしゃべり―よしながふみ対談集 (白泉社文庫) 文庫

私は好きな男性といるのは女友達と過ごすより好きですが、それは

「今、私、女としてちゃんとやるべきことが出来てる」
という満足感があるからかもしれません。


●一緒にいると落ち着く

という空気感も大事ですね。

私は12時間以上他人と一緒にいると窮屈な気持ちになるので、これも外せない条件ですが、これは一緒にいる内に慣れることもあるし、慣れないこともあります。

と、ここまで書いて思ったのですが、私が元彼を好きになったポイントと同等のスペックを持っている独身女性って、いっぱいいます。

周囲に気を遣って話しかけられる女性=ちゃんと働いてる人で、身綺麗にしている人は多い。

女友達が持っていないのは「トキメキ」です。

特に男性に金銭的なものを求めていないのであれば、

「男性といることは女として正しいことだ」
という満足感以外には
「トキメキがもらえる」
というのが、男性に求めたいものです。



となると、身の程を知ってトキメキを諦めるのであれば

「男性と一緒にいるのは正しい」

という満足感の為に婚活をすることになります。

自分や周囲を安心させる為に、身の丈に合った男性に好かれるように頑張る。


実際、結婚して楽になった、と思う女性はいる、と「東京タラレバ娘」のあとがきに書かれていました。

頑張って化粧して自分磨きして、恋愛してくれる相手を探して、婚姻届に判を押してもらえるように嘘を吐いても頑張り続ける。

それを失敗しながら繰り返すより、ただ目の前にいる人と日常をこなすことだけ考えるのは、すごく楽だそうです。

すっぴんでも何でも見せて良い人といれば、1人でいる寂しさも感じずに済む。

世間にもちゃんとした人だと見てもらえる。


以前はそういう感覚が、怠惰で張り合いがなくてつまらなくない?と思っていました。

家族と一緒に過ごすのが嫌いな私には、常に他人が家にいるのは窮屈です。

女友達とルームシェアしたことがありますが、それは楽で良かったですね。

ん?結婚もそれと同じか?

結婚は、女友達とルームシェアするより、他人から責められずに済む、正しいことなのかな。


こういう理屈に納得できる人は、アラフォーでも婚活出来ると思います。

そして、やはりトキメキを求めていたり、妥協したくなかったり、理屈に納得できない人は、婚活は出来ないと思います。

とりあえず婚活してみろ、と他人は言いますが、結構嫌な思いをしたり疲れたりもしますからね。

それを越えても、戦って、安心感を得たい!

そう思えないアラフォーは、婚活出来ないというか、しないんだな、と改めて思い思いました。

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