都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

「約束をスルーされた!」嫌味メールを送ってしまう前に

他人に約束を忘れられると、つい、嫌味っぽいメールを送りたくなってしまいます。

でも、そういう嫌味っぽいメールを送っても、自分も相手も不快になるだけなのは分かっています。

嫌味っぽいメールを送るときって

「ごめんごめん」

って相手に謝って欲しいときなんですよね。

自分が怒ってる、傷付いてるってことを知って欲しいときに、嫌味って出てしまいがちです。

だって、どうでもいい人なら、嫌味を言うのすら面倒ですから。


嫌味っぽいメールを送る前に、まずは下書きメールの状態で、何度も何度も推敲します。

そして、3日がかりで考えて、今日送ろう、と思いました。

この間に「話を聞いてくれる系」の友達と、「失礼な人は切る系」の友達に相談はしていました。

私の友人は、

「送りたいなら送ればいいんじゃない?」

と言います。止めても私が聞かない、と分かっているので…。


しかし、送る前に、何となく他の人にも相談してみました。

相談したのは、年上の明るく元気なタイプの女性です。

「約束を忘れられたとき、私はいつも

『じゃあもういい!2度と話さない』

みたいにカッとなっちゃうんですけど、そういう時ってあります?」

と話してみたら

「うーん、それは無いかなー。

相手の性格にもよるけど、

『アイツのことだから忘れてんのかな?』
と思ったら

『どーなってんのよー』
って聞くし、

『何か事情があるのかな?』
と思ったら深追いしないな。

基本的に、『何か事情がある』か『忘れてる』のどっちかじゃない?

普段約束を忘れないような人なら、『何か事情がある』ってこと。

それなら、こちらからは追求はしないなぁ。

忘れっぽい相手なら、そういうヤツだと思って対応する、それだけだよ」

と明るく話してくれました。
私はその時ちょっと、目から鱗が落ちました。

いや、「事情がある」「忘れてるだけ」の二択しかないのは分かってるつもりでした。

でも私の中では「蔑ろにされた!」という気持ちが強くて、ものすごくネガティヴになってたんです。

友達にも
「いい加減な人だね。そんなヤツどうでも良くない?」
みたいに言われてましたし。

私の中では「私を軽く思っているから、約束を忘れられるんだ」という考えで一杯になって

「もういい」

と思ってしまっていたんです。


こういう時、友人に

「気にするのやめなよー」
とか言われても

「人の気持ちも知らないで、他人事だと思って!」
と思ってしまいます。

「わーそいつムカつくね、ヒドイね」
と言われると、どんどん約束を忘れた人のことを憎らしく思えてきてしまいます。

だから、明るく「どうなってんの?」と再確認する、という選択肢が、私の中から無くなってしまっていたんです。


結局、明るいノリで再確認し、まだ約束は果たされないけれど、先のことは分からない、ということは分かりました。

もしかしたら、忘れていたのかもしれないし、このまま無視して、スルーしようと思われていたのかもしれません。

再確認したことさえスルーされる可能性はまだあります。

それでも、「もういい」と現時点で言ってしまうよりも、明るく再確認した方が良かったとは思いました。


私が思っている程、相手は約束を重要視していないんでしょう。

毎日毎日、私が悶々と連絡を待っていたことなんて、分からないんですよね。

「だったら、絶縁で良い!」

そう思っていました。

でもホントは、絶縁するより、遅くなっても約束を守って欲しい。

守れないなら、それを悪かったと思って欲しい。


どちらにせよ、いきなり「もういい」と言うより、明るく再確認した方が、お互い嫌な気持ちにはならないはずです。

ジメーッと重たい嫌味メールを送るより、

「どうなってんのー?」

と聞く方が建設的ですよね、そりゃ。

当たり前のことなのに、被害妄想で頭の中が一杯になってしまっていました。


そして、ネガティヴな気持ちのときは、明るく前向きなタイプの人に相談した方が良い、ということを学びました。

自分に同調してくれたり、強いアドバイスをしてくれる人より、

「私ならこう考えるなー」

とポジティブな意見を聞いた方が、目が醒めることもありますね。


そして、この先やっぱり約束が守られなかったら、その時はもう仕方ない。

こちらは再確認したんだから、それを忘れるような人に嫌味を言っても無駄!

私の中では、嫌味メールを送るより、明るく再確認メールをした時の方が、ずっとスッキリしました。

カッとなって怒るその前に、1度明るく話してみる。

これは他の場面でも使える気がします。

被害妄想で一杯になりがちな方は、何日も嫌味を心の中で反芻する前に、サラッと明るく話す方法を考えてみると良いかもしれません。
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