都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

雨宮まみさんは自殺なんてしていない、という真実は残したい

雨宮まみさんの訃報に関していくつかブログを書いていました。

最初、自殺のはずは無いと思い、

その後、能町みね子さんのツイートを見て「もしや…やっぱり」と思ってしまっていたのですが、

私のような勘違いをした人のために、改めて能町さんが、ツイートとブログ更新をされていました。

能町さんがリツイートされていた



こちらのツイートを読んで、言葉が合っているか分かりませんが、ホッとしました。

ブログでも深い悲しみについて書かれています。




ご本人がストレスを抱え、痩せたり体調が悪かったというのはあったそうですし、それ故の事故だったのかもしれませんが、

雨宮まみさんは、年齢や独身が辛くて、自ら居なくなったワケじゃない

という真実は、多くの無責任なアフィリエイターの記事は、ただの妄想だときちんと否定してくれています。


訃報発表後に、速攻でロクに彼女の文章も読まず、煽りタイトルをつけて記事を書き、広告収入を得ようとした人たちのブログは、全て追記なり改定なりして欲しいです。

でも、そういう記事を書く人たちは、そのときアクセスが稼げる話題を探し回ることに夢中で、自分の書いたモノが嘘でもなんでも関係なく、文章になんのプライドも持っていない、ということは知っています。

2chのアフィリエイターの掲示板には、そういう

「道徳心も倫理観も無くても、アクセス数が多くて、広告収入がたくさん稼げれば良い」

という人がたくさんいます。


そんなん、お前も書いてるじゃん!と思う方もいるかもしれませんが、

私はただ、ヤフーニュースやTwitterではどんどん流れていってしまい、雨宮まみさんのファンなのに、彼女の訃報を知らないままになってしまう方に向けて書いていました。

私はあまりリアルタイムでテレビを観ないので、テレビで雨宮まみさんの訃報は観ませんでした。

ヤフーニュースからも、すぐに消えてしまいました。

雨宮まみさんは有名人でしたが、周囲の既婚者や趣味が違うタイプの人たちは、彼女のことを知りませんでした。


それでも、雨宮まみさんの言葉を、心の支えにしていた人は、たくさんいました。

まみさんがどんな40歳を生きていくのか、楽しみにしていました。

そんな読者の気持ちが、まみさんを追い詰めたのかもしれない、とも思います。

私たちを励ますために、敢えてキツイ体験をし、その時の気持ちを書く、

そんな、ネタの為に心身を切り崩す部分も、あったかもしれません。


私は本業では、プライベートを人目にさらす必要はありません。

雨宮まみさんと、こんなブログを比べるのはおこがましいですが、自分の感情を書き残すブログでは、自分のプライベートを切り売りする部分があります。

私はまぁ所詮ブログですが、嫌なことがあったとき

「あ、このネタを記事にして元を取ろう」

と思うことはあります。身バレする危険性の高いネタは使いませんが。


でも、まみさんは身バレどころか、顔も名前も出した上で、自分の人生や感情を切り売りされていたので、

どこまで書くか?その言葉が他人にどう届くか?

というのを考えるのは、大変なことだったろう、と思います。

書くことがストレス解消になる趣味と違い、読者の反応は分析しなくてはいけないお立場ですし。

だからって、創作の苦悩のせいで命を縮めた、なんて短絡的には思いません。


例えばですが、徹夜で仕事して、終わって、帰り道歩いていたら、たまたま濡れたマンホールに足を滑らせ、転んだ時に打ち所が悪かった

なんてこともあるかもしれない。

それを「過労死」と思う人もいれば「不注意」と思う人もいると思います。

疲れていなくても、人は不注意を起こすのに、

仕事で疲れているときの不注意=過労のせい

と思う人が、今は特に増えてますしね。
私は、これ以上妄想を語る意味は無いと思っています。

例え不注意でも、親しい人がいなくなり、怒りを覚えるってこともあるんだろうな、と思っています。

「ちゃんと気をつけろって言ったのに、馬鹿!」
みたいな。

そういう言葉が誰かを救うこともあれば、気をつけていてもダメなときもある。


ただ一つ思うのは、自分がいなくなったとき、怒って泣いてくれる人がたくさんいる雨宮まみさんは、幸せな愛された人だったと思います。

既婚者でも、子持ちでも、そこまで夫や子供に悲しんでもらえない人だっていますよね。

既婚者で自ら命を絶つ人だって、たくさんいる。

なのに、雨宮まみさんがアラフォー独身だから自ら命を絶った、と早とちりしたまま、その情報を更新していない人は、キチンと脳内訂正でもしていかないと。

雨宮まみさんが嫌った世間の偏見が、より深まってしまうのだけは避けたいです。
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