兄に恋する妹、くらもちふさこ「東京のカサノバ」やっぱり素敵!
くらもちふさこ、大好きです!
大御所漫画家なのに、絵柄は時代に合わせて少しずつ変えていて、でもずっとキレイでかわいい!
登場する女の子たちは、直情的で素直で一途で、ユーモアがあってかわいい。
そして、男性がとにかく魅力的!
自然体で自分勝手なようで、優しくて一途。
自分に近寄ってくる女たちとテキトーに笑いながら遊んでも、大事な女の子は1人だけ。
くらもちふさこのマンガは一時期買えるものは全部持ってたのですが、蔵書が増えすぎたので、いくつか処分しちゃってました。
で、楽天koboで久々に再購読したのが、こちらの「東京のカサノバ」全2巻です。
東京のカサノバ 1【電子書籍】[ くらもちふさこ ]
冒頭で人気女優・羽生かおりは16歳で出産します。
マネージャーは責任を取らされ、社長から「その赤ん坊を連れて出て行け」、とクビにされてしまいました。
その後、その元マネージャーは息子2人と、娘1人と、母親と暮らします。
末っ子の高校生の娘・多美子は、19歳の次男の兄・暁が大好き!
悪夢を見たら暁のベッドに潜り込み、いつも「ちいちゃん(小さい兄ちゃん)」と呼んで甘えてくっついています。
ださいミュージシャンのおーちゃん(大きい兄ちゃん)と違い、ちいちゃんはカッコよくて自慢の兄。
カメラマンアシスタントのちいちゃんは、師匠の30歳女性と肉体関係にあったり、でもどの女性にもいい顔してキスしたり、女性関係はダラシない。
そんなちいちゃんにヤキモキしていた多美子は、ある日ちいちゃんが養子だということを知ります。
多美子は中学生の頃、夢の中でちいちゃんにキスをされてから、なんとなくちいちゃんのことを好きでした。
それでも、2人は兄妹として育っている。
ちいちゃんに、実の兄妹じゃない、なんて言えない。
でもちいちゃんが他の女性とキスをするのは嫌。
そんなモヤモヤを抱えていたある日、多美子の同級生のお嬢様・柚木紫さんとちいちゃんが出会います。
ちいちゃんは撮影のモデルに紫さんを選び、2人は頻繁に会うようになります。
紫さんはちいちゃんに惹かれていき、ちいちゃんも紫さんに惹かれていることに多美子は気付き
「紫さんならいい」
と自分の感情に蓋をします。
多美子が通う高校は演劇が盛んな学校で、紫さんも多美子は創立祭で「若草物語」を一緒に演じることになっています。
そしてその創立祭には、ゲストで羽生かおりが来ることになっていました。
紫さんの父は政治的な力を持っている人で、劇団も持っていて、その劇団に昔羽生かおりが所属していた縁で呼ぶことができたのでした。
ちいちゃんは羽生かおりの大ファンで、その創立祭の撮影をすることになりました。
ここで、多美子は羽生かおりがちいちゃんの実母だということを察知します。
その後、撮影中の紫さんを迎えに来た父親が羽生かおりを連れて来たため、ちいちゃんと羽生かおりは出会いました。
元マネージャーの息子だということを知り、羽生かおりもちいちゃんが自分の息子だということを知ります。
ハッキリと親子としての会話は交わさないながらも、お互い確信した上での会話で
「なぜ子供を産んだんですか?」とちいちゃんが質問をし、
「産みたかったからよ」と言われ、ちいちゃんは多美子の前で喜びの涙を流しました。
その顔を見て思わずキスをする多美子。
大御所漫画家なのに、絵柄は時代に合わせて少しずつ変えていて、でもずっとキレイでかわいい!
登場する女の子たちは、直情的で素直で一途で、ユーモアがあってかわいい。
そして、男性がとにかく魅力的!
自然体で自分勝手なようで、優しくて一途。
自分に近寄ってくる女たちとテキトーに笑いながら遊んでも、大事な女の子は1人だけ。
くらもちふさこのマンガは一時期買えるものは全部持ってたのですが、蔵書が増えすぎたので、いくつか処分しちゃってました。
で、楽天koboで久々に再購読したのが、こちらの「東京のカサノバ」全2巻です。
東京のカサノバ 1【電子書籍】[ くらもちふさこ ]
冒頭で人気女優・羽生かおりは16歳で出産します。
マネージャーは責任を取らされ、社長から「その赤ん坊を連れて出て行け」、とクビにされてしまいました。
その後、その元マネージャーは息子2人と、娘1人と、母親と暮らします。
末っ子の高校生の娘・多美子は、19歳の次男の兄・暁が大好き!
悪夢を見たら暁のベッドに潜り込み、いつも「ちいちゃん(小さい兄ちゃん)」と呼んで甘えてくっついています。
ださいミュージシャンのおーちゃん(大きい兄ちゃん)と違い、ちいちゃんはカッコよくて自慢の兄。
カメラマンアシスタントのちいちゃんは、師匠の30歳女性と肉体関係にあったり、でもどの女性にもいい顔してキスしたり、女性関係はダラシない。
そんなちいちゃんにヤキモキしていた多美子は、ある日ちいちゃんが養子だということを知ります。
多美子は中学生の頃、夢の中でちいちゃんにキスをされてから、なんとなくちいちゃんのことを好きでした。
それでも、2人は兄妹として育っている。
ちいちゃんに、実の兄妹じゃない、なんて言えない。
でもちいちゃんが他の女性とキスをするのは嫌。
そんなモヤモヤを抱えていたある日、多美子の同級生のお嬢様・柚木紫さんとちいちゃんが出会います。
ちいちゃんは撮影のモデルに紫さんを選び、2人は頻繁に会うようになります。
紫さんはちいちゃんに惹かれていき、ちいちゃんも紫さんに惹かれていることに多美子は気付き
「紫さんならいい」
と自分の感情に蓋をします。
多美子が通う高校は演劇が盛んな学校で、紫さんも多美子は創立祭で「若草物語」を一緒に演じることになっています。
そしてその創立祭には、ゲストで羽生かおりが来ることになっていました。
紫さんの父は政治的な力を持っている人で、劇団も持っていて、その劇団に昔羽生かおりが所属していた縁で呼ぶことができたのでした。
ちいちゃんは羽生かおりの大ファンで、その創立祭の撮影をすることになりました。
ここで、多美子は羽生かおりがちいちゃんの実母だということを察知します。
その後、撮影中の紫さんを迎えに来た父親が羽生かおりを連れて来たため、ちいちゃんと羽生かおりは出会いました。
元マネージャーの息子だということを知り、羽生かおりもちいちゃんが自分の息子だということを知ります。
ハッキリと親子としての会話は交わさないながらも、お互い確信した上での会話で
「なぜ子供を産んだんですか?」とちいちゃんが質問をし、
「産みたかったからよ」と言われ、ちいちゃんは多美子の前で喜びの涙を流しました。
その顔を見て思わずキスをする多美子。
兄妹ではない、とお互いに知っていると分かり、ちいちゃんは多美子をずっと好きだったことを伝えます。
実は多美子が中学生のときに夢でみたちいちゃんとのキスは、本当にあったことでした。
それをお祖母ちゃんに見られ、お祖母ちゃんからちいちゃんは養子だということを知らされていたのです。
ちいちゃんは、多美子が実の妹だと思っていたときから、ずっと多美子のことが好きだったのです。
なので、手近な女性たちとは本気にならない距離感で遊んでいたのでした。
でも、紫さんはちいちゃんを好き。
お互いが兄妹じゃないと分かっていても、好き同士でも、ちいちゃんと付き合うことはできない。
ちいちゃんには、やっぱり紫さんがいい。
そう多美子は思っていましたが、実は紫の父親は羽生かおりの愛人で、2人は腹違いの兄妹だったのです。
紫の父親は実の息子がいると知り、表向きは紫の婚約者としてちいちゃんを手元に置き、親族の娘と一緒にさせようと策略。
羽生ゆかりに間を取り持つように頼みますが、結局ちいちゃんはそれを断り、これからもずっと多美子と一緒にいることを選びます。
一時期ちいちゃんに言い寄った、おーちゃんのバンドのボーカル乙姫とおーちゃんは結婚。
その歌声を電話越しに聞きながら、多美子とちいちゃんがキスしてエンド。
いやーこの時代の東京って感じのオシャレさ!
カメラマンとかバンドマンとか演劇とか女優とか、当時の少女漫画の憧れみたいなのがいっぱい詰まってます!
そしてとにかくとにかく、ちいちゃんが理想的にカッコイイ!!!!!!!!
いや、実際にはこんな男性はいないって分かってますよ?
モテるイケメンは何人か見てきましたが、一見ちいちゃんみたいに気ままそうに見えますが、大抵は鼻の下伸ばしまくっちゃってて、スマートに女性を翻弄したりなんてできない!
でもってなんだかんだ言いながら、多美子を守って優しくしてくれるちいちゃん、いいな〜!
粗筋は書いてしまいましたが、とにかく何度読んでも、ちいちゃんにドキドキします!
是非未読の方は読んでみてくださいませ!
よろしければこちらもどうぞ!
↓
●くらもちふさこ×よしながふみ対談がオルビス2017.10シブロ掲載!
実は多美子が中学生のときに夢でみたちいちゃんとのキスは、本当にあったことでした。
それをお祖母ちゃんに見られ、お祖母ちゃんからちいちゃんは養子だということを知らされていたのです。
ちいちゃんは、多美子が実の妹だと思っていたときから、ずっと多美子のことが好きだったのです。
なので、手近な女性たちとは本気にならない距離感で遊んでいたのでした。
でも、紫さんはちいちゃんを好き。
お互いが兄妹じゃないと分かっていても、好き同士でも、ちいちゃんと付き合うことはできない。
ちいちゃんには、やっぱり紫さんがいい。
そう多美子は思っていましたが、実は紫の父親は羽生かおりの愛人で、2人は腹違いの兄妹だったのです。
紫の父親は実の息子がいると知り、表向きは紫の婚約者としてちいちゃんを手元に置き、親族の娘と一緒にさせようと策略。
羽生ゆかりに間を取り持つように頼みますが、結局ちいちゃんはそれを断り、これからもずっと多美子と一緒にいることを選びます。
一時期ちいちゃんに言い寄った、おーちゃんのバンドのボーカル乙姫とおーちゃんは結婚。
その歌声を電話越しに聞きながら、多美子とちいちゃんがキスしてエンド。
いやーこの時代の東京って感じのオシャレさ!
カメラマンとかバンドマンとか演劇とか女優とか、当時の少女漫画の憧れみたいなのがいっぱい詰まってます!
そしてとにかくとにかく、ちいちゃんが理想的にカッコイイ!!!!!!!!
いや、実際にはこんな男性はいないって分かってますよ?
モテるイケメンは何人か見てきましたが、一見ちいちゃんみたいに気ままそうに見えますが、大抵は鼻の下伸ばしまくっちゃってて、スマートに女性を翻弄したりなんてできない!
でもってなんだかんだ言いながら、多美子を守って優しくしてくれるちいちゃん、いいな〜!
粗筋は書いてしまいましたが、とにかく何度読んでも、ちいちゃんにドキドキします!
是非未読の方は読んでみてくださいませ!
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