今回の新刊は、映画公開のタイミングでの発売だったからか、普通の事件らしい事件のお話でした。


秘密 season 0 4 (花とゆめCOMICSスペシャル)

薪さんの同期、桜木がメイン。

冒頭は、過去に福岡県久留米市の竜田山駅前で、携帯で家族に迎えを頼むも気付いてもらえない40代前後の女性が、山の中の神社で事件の被害に遭うシーンが描かれています。

その後シーンは現在に変わり、女性を撃ち混乱した桜木を、薪さんが止めようとするところ。

そこでまた時間が変わり、桜木が女性を撃つ少し前の時間のお話、

青木がある死刑囚のMRIをプレゼンするシーンになります。


この死刑囚の目は、普通の人の可視光線を見る視覚と違い、赤外線と同じように見えるという先天性異常のあるモノだったことを、青木は警察関係者にプレゼンしています。

赤外線の視界では、暗がりでも温度で物の輪郭を捉えることが出来、クリアに見ることができます。

その代わり、人の顔や表情はぼんやりとのっぺらぼうのようにしか見えません。



プレゼンを聞きながら激昂し、薪さんを非難する大柄な男が、薪さんの同期であり、大学の同級生、桜木。

一浪しているので年齢は薪さんの1歳上の40歳。見た目はイマイチ。額には大きな傷があります。

と、ここで初めて薪さんが39歳だと分かりました!


時系列が混ざり合いながらお話は進行し、徐々に一本の線に繋がっていく流れは、いかにも刑事物らしい展開。

冒頭の神社で被害に遭った女性は、桜木の母親。

母親を襲ったのは、青木がプレゼンした死刑囚。

桜木はこのとき、母親が暴行されて出来た子供で、この死刑囚と同じく赤外線の視界を持っているのです。

普段は特殊な眼鏡をかけ、通常の視界になるようにしています。


桜木の母親は高齢で病気のため、今は九州から出てきて、都内の病院に入院しています。

兄と姉よりずっと親身に母親の看病をする桜木。

母親は昔、桜木が犯罪者との間の子供であると気付いたときに、橋の上から落とそうとしたことがありました。

それでも普段は、家族に似ていないこと、目に異常がある桜木のことを、誰よりも愛し、優しくしてくれていた母親でした。

桜木は母親のために、ずっと視覚異常のことは周囲に黙っていて、このことは母と桜木だけの秘密となっていました。


桜木は青木のプレゼンがあった日から少し後に、前東京都知事 黒谷の娘の由花里とお見合いしました。

由花里は青木のプレゼンに参加していたため、刑事で将来有望な39か40歳の男性とのお見合いと知り、

お見合い相手は薪さんかも?

と期待していたのですが、いざ現れたのは桜木でガッカリしてしまいます。


それでも桜木は熱心に由花里にアプローチをして婚約しますが、由花里は内心薪さんへの気持ちがまだ残っていました。

ある日由花里は、薪さんの元にストーカー被害の相談に来ます。

桜木と由花里の隠し撮り写真に赤い血糊が塗られているモノが自宅に届き続け、由花里は怯えていました。

桜木に相談しても、様子見の判断をされていたので、薪の元に来たと由花里は言いますが、

そこに話を聞きつけて乗り込んできた桜木は、由花里が薪のことが好きだと気付きました。


桜木は、容姿端麗で家柄も良く優秀な薪さんにずっとライバル意識を持っていました。

桜木の額の傷は、子供の頃に隣家が襲われる事件があり、そのとき犯人から傷付けられたものでした。

そのときの桜木の目撃情報により、犯人は逮捕。

冤罪を訴えた犯人はまだ拘置所にいますが、妻子は練炭自殺をはかり、逃れた息子以外はこの世を去っていました。

このことに対し、学生時代から薪は疑問を持っていました。

桜木は裸眼だとキチンと物を見ることが出来ないのに、幼少期の目撃情報は本当に正しかったのか?

犯人は本当は冤罪で、なのに妻子はそれを苦にして命を絶ったのではないか?

そう疑う薪のことを、桜木はよりライバル視していたのです。
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由花里のストーカー犯を調べると、相手は黒髪ロングヘアーの女性だと分かります。

結局、このストーカー犯は、実は桜木が幼少期に目撃した隣家事件の犯人の息子でした。

父親を犯罪者にし、家族が命を絶つキッカケを作った桜木を憎んでいたため、

女装をして由花里にストーカーをするような行動を起こした後、彼女を誘拐し、自分の耳を切り落とし、由花里の耳だとして桜木に送りつけていました。


そしてある保養所に夜桜木を呼び出し、由花里に黒髪ロングヘアーの鬘を被らせ、暗い夜道にワザと桜木の前を走らせたのです。

犯人は桜木の目の異常を知っていたため、暗がりでも物をクリアに見ることが出来、間違って由花里を撃つと予想して計画を立てていました。

桜木が目の異常を認めれば、過去の目撃情報は間違っていた、自分の父親は冤罪だったと認められると考えての計画でした。

犯人は由花里と共に桜木に撃たれ、亡くなりました。


そもそも桜木が「ストーカー犯を撃とう」と思って発砲していたなら、殺意があったため「殺人罪」。

由花里をストーカー犯と間違えて撃ったのであれば、「正当防衛」で「過失致死」。


薪さんは桜木に目の異常を公にするよう迫りますが、そうすると桜木の実の父親が死刑囚だと明確になるため、母のために桜木は目の異常は隠し続けることにします。


これ、私実は違いがよく分かりません。

目の異常があっても無くても、由花里をストーカー犯と間違えて撃ったワケですよね?

目の異常があるから、鬘を被らされた由花里のシルエットをハッキリと認識出来て撃てたのと、

暗がりでストーカー犯に似たよく見えない犯人を撃ったのと、

どう違いがあるんでしょうか?

目の異常を証言すれば「身障者」として過失致死になるってこと?


そもそも何故桜木は2人とも撃ったんでしょうか?

ストーカー犯は1名と思われていたのに。

由花里の身の危険を案じて拳銃を所持して保養所に乗り込み、まだ由花里の安否が確認出来ていないのに、犯人を殺意を持って発砲する

ということ自体が不自然です。

なら目の異常があっても無くても、殺意を持ってたってことですよね?

え?これ私が理解出来ないだけですか?


とりあえず、目の異常を認めれば無罪。認めなければ有罪として話は進み、

結局桜木は目の異常を認めないまま有罪となり、

桜木が幼少期に目撃した犯人は、息子が桜木に行った事件を知り、それまで犯行を認めなかったけれど、実際に自分が犯人だったと認めます。

桜木の幼少期の目撃情報は正しかったのです。

その後母の葬儀に来てくれた薪さんと和解。


ラストで青木の実家に行く薪さん。

お姉さん夫婦の仏壇に手を合わせながら、桜木の想いを想像して泣きます。

青木が薪に寄り添っているときに、青木の母親と姪の舞が帰宅。

後日談として、一時は賠償請求してきた由花里の父親とも和解し、共に由花里の御墓参りをします。

父親から由花里が持っていた桜木の写真を手渡され、

「娘はあんたを気に入っていたよ」

と教えてもらい、ちゃんと好意を持ってもらえていたことを知ります。

おしまい。


うーん、桜木の有罪無罪の境目が、視覚異常のせいということで話は進んでいたけど…なんだか私にはよく分かりません。

小ネタとしては、雪子さんが具合が悪そうだったのは、妊娠中ってことなのかな?

雪子さんも39歳という設定のはずですが、清水玲子さん自身が高齢出産をされているので、桜木の母親も割りと高齢で桜木を生んでいる設定になっているのかもしれませんね。

桜木が生まれる前の時点で、お兄さんは中学生が高校生?のようでした。
お姉さんが中学受験目前のようだったから12歳?


まぁ今回は青木の活躍が少なかったのが残念かなー。

薪さんが青木の前で泣いちゃうのとか、相変わらずかわいらしい…

最近番宣で生田斗真くんがテレビに出ているのはとっても嬉しいのですが、薪さんイメージのヘアメイクをしていて、それが実際の薪さんと全然違うのが辛いです…

多分映画は観にはいかないけど、この映画をきっかけに原作を読む方が増えるのは、良いことですよね!

期間限定で既刊が無料になっているので、久々に読み返したい方はぜひぜひ!


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