以前もストーカーを無視・ブロックしてはいけない、という記事を書きましたが、先日のアイドル冨田真由さんを岩埼(いわざき)友宏容疑者が狙った事件をテレビで見て、つくづく対応を間違えたせいで事件になったな、と思いました。

もちろん被害者に一切非はありません。

被害者はまだ20歳、ストーカー対策なんて分かるはずがありません。

そのため、親御さんや相談した警察、周囲の人が正しい対処法を教えて支えてあげていたら、彼女は被害に遭わなかったと思います。

犯人のツイートをニュースで観ましたが、

「うわーコイツ頭おかしい~」

と思って思考停止している方もいると思いますが、ストーカー思考としてはテンプレ通りの言動をしています。

そして、それに対して1番やってはいけない対応をしていたので、犯人がエスカレートしていったのは自然な流れだったように見受けられました。

でもテレビのコメンテーターも、正しい対処法を解説していませんでした。

「危険人物がいたら、早目に周囲に相談を」
しか言わないなんて、なんて無責任なんでしょう。

今までのストーカー事件はほとんどが、無視やブロックをして相手をエスカレートさせたせいなのに、いまだに「無視やブロックが最善策」と思ってる人がいるのは何なんでしょうか?


ツイートの流れと犯人の思考回路を私なりに分析してみます。
(ツイートはそのままだと無断転載になってしまうので省略しています)

1/18
岩埼容疑者、冨田真由さんに腕時計をプレゼント
(大好きな彼女に自分の気持ちの篭った腕時計をずっと大切に使ってほしい!)

1/21
岩埼容疑者「一緒に飲みに行けるよう特訓中」と冨田さんに返信
(いっぱい話しかけたら返信もらえるかな~仲良くなれて結婚出来たりするかも!)

1/22
岩埼容疑者「フォローしてって言ったからフォローしてるよ。シカトされるのに慣れてひねくれてるから返信は期待はしない、っていうのは嘘。」
(ツンデレな俺~でもこういう言い方したら、きっと返信くれるはず!だって俺はキミのこと好き!キミもきっと俺のことをよく知ったら好きになる!)

冨田真由さんが「最近面倒だと思うことが起きているけど吐き出せない」とツイート。
岩埼容疑者「吐き出せばいいじゃん、原因は僕でしょ?」と返信
(俺のことが面倒だって言うのか!?俺がしつこい、おかしいって!?俺はストーカーじゃない!キミを純粋に好きなだけだ!ストーカーと一緒にするな!)

その後も立て続けに返信ツイート。
(まぁ、彼女もまだ若くて世間が分かってないだけだ。俺に失礼なことをしてるって理解できてないんだな。まさか、これまでの人生で出会ってきた俺を無視してきたような奴らと、彼女は同じなのか?まさか?)

冨田真由さんを責めたり、謝ったり、立て続けに返信ツイート。

1/23
岩埼容疑者「やっぱり、君と僕は似ている」
(なんだかんだ言っても、僕らは運命の赤い糸で結ばれているよね~)

1/24~
岩埼容疑者、連日馴れ馴れしい応援ツイート。冨田真由さんが六星占術で金星人だ、ということをネタに、本を読んでアドバイスをし続けたり…

1/29
岩埼容疑者「金星人+の君は僕と付き合うといいと思うよ」と返信ツイート。
(こうやって毎日応援しているんだから、まさか俺を拒否しないよな?俺を好きになるよな?そうだろ?)

連日応援ツイート。しかし時々他人の気持ちを大切にしないとどうなるか分からないぞ、という脅しを感じさせる言葉を混ぜる。
(ちゃんと俺のこと好きだよな?俺が君のことを愛してるの分かってるよな?俺を粗末に扱うなんて許さないぞ?)

2/1
岩埼容疑者「腕時計を返して」
(とかツンデレなこと言ったら「ごめんなさい!大切にします!あなたのこと好きだから!」って素直になるんだろ?
嘘嘘、返さないに決まってるよね?だって僕の気持ちを受け入れてくれてるもんね?)


2/2
岩埼容疑者「土屋太鳳はファン想いなのに。君は孤独な人だね、」
(まだまだ君は子供なだけなんだよね。俺は君のことちゃんと理解してるよ)

その後も連日応援ツイート
(もしかしたら気持ち悪がられてるのか?まさか?しばらくは様子見で普通の応援ツイートしておこう。
そしたら変化に気付いて彼女が俺を追ってくるかも?)


2/5
岩埼容疑者「今日はデートに行ってくるよ~。3回目のデートは病院に行って下の病気の検査をするんだ」
(って言ったら嫉妬してくれるよね?他の女と関係持ってほしくないなら、告白しておいでよ!)

連日応援ツイートと気持ち悪いツイート
(俺は君のことを本気で愛していて付き合う気はあるよ。もしかしてまだそこまで俺の愛が大きいって気付いてないのかな)

2/8
岩埼容疑者「プレゼントした漁港の肉子ちゃん、ちゃんと捨てる前に読んでよ?」
(お前ちゃんと俺があげた本を読んでるよな?感想くらい言えよ??すげーいい本だろ?俺が見つけたんだぞ?)

その後も連日応援ツイート
(追うばっかりじゃなく、たまには引いてみないとな~そうしたら君から追ってくるんだろ?)

2/12
岩埼容疑者「くだらないくだらないくだらない…」とツイート。
(なんでこんなに毎日愛を囁いてるのに、君は俺に愛を囁かないんだ!俺のことを好きなんじゃないのか?違うのか!?)

その後も連日応援ツイートと気持ち悪いツイート
(あ~ちょっと怖がらせてストーカーだと思われてたらヤバイな~でもそんな勘違いまさかしてないよな~?
てか俺大事なファンなんだから、俺にちゃんと優しくしろよ?っていうか付き合えよ?
まさか俺以外の男と付き合ってないだろうな?そんなの許さないぞ~な~んてそんなことあるわけないよね?)


2/22
岩埼容疑者「あなたに見下されたこと一生忘れないから」
(ふざけんな!俺の愛を受け入れないのか?いや、俺がプレゼント返せって言ったから本気にしちゃったのかな?嘘嘘、ちゃんと君を愛してるよ~)

2/24
岩埼容疑者「チケット一枚よろしく。今週中に返信ちょうだい。」
(ちゃんと俺はファンなんだから、大事にしろよ?付き合えなくても俺はファンなんだし、ね?でもいつかは付き合えるよね?)
「てか本読まないなら全部返して。で、ライブは行っていいんでしょ?」

その後も連日応援ツイートと気持ち悪いツイート
(あ~もうちょっと俺行き過ぎちゃったかな?ちゃんと愛してるよ?ストーカーじゃないよ?
君だけは俺のこと分かってくれるよね?俺も、俺だけが君のこと分かってるんだよ?)


冨田真由さんツイートを控える

岩埼容疑者、連日返信を無視されることに苛立ち始める
(前々からずっと無視してるけど、まさかこれツンデレじゃなくて本気で無視してるんじゃねーだろーな?だったら許さない!な~んて、そんなことあるわけないよね?)

その後も連日応援ツイートと気持ち悪いツイート
(なんで無視し続けるんだよ…なんでブログもTwitterもろくにつぶやかないんだよ!ファンに感謝して、俺に感謝しろよ!)

愛憎入り交じるツイートが延々と連日続くが、徐々に生死にまつまる言葉が混じっていく。
(俺は君をこんなに好きなのに、君に愛されなかったら生きてる意味がないのに…いや、君も俺を愛していないなら生きる意味がないんじゃないのか?いやいや…2人で愛し合って生きていくべきだよ、そうだろ?)

4/28
プレゼントが郵送で送り返される。
PR

送り返された荷物の中に蜷川実花の本が入っていないから、それも返せと返信ツイート。
(まさかホントに返してくるとはな…いや、ちょっと気持ちがすれ違ってるだけだよ。会って話せば大丈夫、ちゃんと俺たちは愛し合えるよ。ホントに蜷川実花の本を返さなくてもいいけど、その受け渡しのときにちゃんと話そう?
でも本気で俺を拒絶するなら許さない!な~んて、俺ちゃんとまだ君を好きだから、ね?)


4/29
冨田真由さん岩埼容疑者をブロック

岩埼容疑者、何人ものファン仲間たちに「ちゃんと借りたものを返せって伝えて」と言いまくる。
(誤解があるんだよ!ちゃんと話せば分かるはずだ!誰か、俺達の仲裁に入ってくれ!)

5/6
岩埼容疑者ブログで犯行予告。
(俺のブログ、ちゃんと読んでるよな?謝るなら今のうちだぞ?まさか、読んでないなら…ホントに許さない…)

5/21
事件発生


冨田真由さんのお母さんは京都府警に5/4に相談をしています。

5/9には冨田真由さん本人が武蔵野署に相談し、岩埼容疑者の住所や名前を伝えています。

しかし、冨田真由さん側に送られたツイートを見れば危険なことはかなり前から分かっていたはずです。

ここで取れた方法は3つ。

●もっと早い段階でブロックをする。

まだ気持ちが思い詰められ過ぎていない段階でブロックしていたら、そこで怒りは買ったと思われますが、ここまで酷いことにはならなかったでしょう。

最善策としては、架空で他にもブロックされたという男性を作り上げ、岩埼容疑者と慰め合うようにさせられていたら良かったと思います。

岩埼容疑者は自分一人が拒絶された、という孤独感を感じ、元々抱えていた孤独感と相まって犯行に及んだと思われます。

元々彼は孤独で、命というものの大切さがよく分からなくなってしまっていたのです。

一緒のタイミングで同じアイドルからブロックされた仲間が出来たら、彼の怒りは分散させることが出来たでしょう。

もちろんそんなことをしたら、冨田真由さんを酷いと思う人も出てきたかもしれません。

しかし、「なんだか酷いことを言われてしまってビックリしてブロックしちゃいました…」と言えば、

「変なやついるからね~気をつけてね~」と同情を買えたでしょう。


●Twitterやブログはやらず、ライブの告知だけをし、ファンとはプライベートで交流をしない旨を事前に伝える。

これは他のファンを減らす可能性が高いため抵抗があったかもしれませんが、話す人と話さない人を作るというのが差別に取られ、被害者意識を産んでしまいます。

他の人とは話す。プレゼントを受け取って喜ぶ。なのになんで俺のはダメなんだ?と、自分のこれまでの言動を顧みずに平等性を求めてしまっているのが岩埼容疑者の思考回路です。


●岩埼容疑者のツイートにそこそこ返信をし、キャバ嬢並にうまく手懐けていく
まず必要だったのは「ありがとう」と「ごめんなさい」という言葉をうまく使いながら、岩埼容疑者の神経を逆撫でしない方法を取るということ。

無視をし続けると、相手はどんどん思い詰めていきます。そうなると命の大切さが分からなくなっていきます。

よく「ストーカーは相手にすると調子に乗るから関わってはいけない」といいますが、いきなりブロックや無視をしてはいけません。

「プレゼントありがとう!ファンの人とはプライベートで会ったり、お付き合いとかは出来ないんだけど、でもでもファンでいてくれるのはとっても嬉しいです!全部は返信できなくてごめんなさい~。でもみんなと出来るだけお話したりしていきたいから、温かく見守ってくださいね?」

という、下から出ているようで上からな、プロの芸能人スタンスで接していくことで、

「あ、俺たち同じ金星人だからってだけじゃ、付き合えないんだ…」

と思わせることが出来たかもしれません。

下手に身近で会えるアイドルだったからこそ、彼女と付き合えると妄想されてしまったのでしょう。

「私はアイドル!一般人とは付き合わない!」という線引をしっかりファンに自覚させるというのは、事務所の戦略や周囲の協力で出来たかもしれないな、と思います。

もちろん、素人の私の考えよりも、心理学のプロの方がもっと確実な対策を挙げると思うのですが、そういうコメントを全然見かけません。

警察じゃなく、心療内科などに相談をした方が良かったのではないかと思います。

ストーカー心理を勉強しているお医者さんなら、正しい対処法を教えてくれたと思います。


とはいえ、冨田真由さんが間違っていたとは思いませんし、早く回復されることを心から願っております。

この事件を見て、触発された同じような事件が起こらないようにするために、ストーカーを拒絶する以外の方法がキチンと普及すると良いなと思っています。

よろしければこちらもどうぞ。

●【不倫相手と上手に別れる方法】ホンマでっかTVが酷すぎた件
●「集団ストーカー」こーわーいー!
●可愛くてオシャレ!な無料テンプレートをデザインする統合失調症さん
関連記事
恋愛・結婚するには、まずは自分を知ることから始めましょう。
カンタンにわかるアイピック性格分析

髪のダメージを補修しながら白髪を染める。
お風呂で使える1品2役のカラートリートメント。グローイングショット カラートリートメント

PR

 カテゴリ
 タグ
None
  • このエントリーをはてなブックマークに追加