都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

「台湾」という国は無いって、どういうこと?

知人がもうすぐ台湾の方と結婚して移住します。

そんなときに地震があり、とても心配です。

この移住する知人と先日会ったときに
「国籍は台湾になるの?」と聞いたら

台湾って国は無くて、台湾の人は中国籍になるみたい。
本来日本は二重国籍は認めてないけど、台湾人と結婚して移住するから中国籍になるのではなく、よく分からないけど日本国籍を持ったまま台湾での国籍も取得出来るんだって。

よくわかんないけど、日本国籍捨てないで済むならラッキーって思って


と言っていて、よく分からないけどなんかお得?と思いました。

この件はググッてみたけど、よく分かりません…

台湾の方が日本に来る際に「台湾国籍」と書いたら「中国籍」に書き換えられた、と憤りを書いていた記事もありました。

中国が台湾を支配していて中国籍だとしている、というのと、日本が台湾を台湾国と認めていない、というのと、色々あるそうです。

1998年までは台湾が発行したパスポートを日本は認めていなかったとか。

そこには台湾がかつて日本の支配下にあったという流れもあるようで、戦後生まれの私たちには複雑で分からない部分があります。(と言っていてはいけないのでしょうが)

かつて沖縄が琉球国だったのが日本になって、アメリカ所有になって、また日本になったようなことなのでしょうか?

だとしたら、いつまでそんな状態が続いてるんだ、と驚きなのですが、知人としては日本国籍を失わずに移住できるのはラッキーとしているようです。

しかし今の日本人の私にとっては、台湾は「台湾国」という認識でした。

そして、戦時中に色々あったらしいけど親日家らしい、とか、日系人がたくさん住んでいるらしい、というふんわりとした情報だけあります。
ウィキペディアを見ると、第二次世界大戦以前に出稼ぎとして海外に移住した日本人が多いそうで、うちの曽祖父も一族で台湾に行って事業をしていたと聞いています。

タバコ畑とか経営していて、うちの苗字のついた地名があったそうです。

祖父の家には、タキシードを着て口ひげを生やした紳士風の曽祖父の写真が残っていて、下に「台湾写真館」と印刷されています。

祖父を早くに亡くしているし、父も曽祖父には会ったことがないので伝聞レベルの話しか分からず、当時祖父がどこに住んでいたのかも分かりませんが、私の中で台湾はとても身近に感じられる国になりました。

西村しのぶさんの「一緒に遭難したいひと」4巻でも台湾でお茶摘み体験をする話があり、屋台での小籠包やグアバジュース、マンゴージュースと美味しそうなものがたくさんあり、早く遊びに行きたいなぁと思っています。


一緒に遭難したいひと(4) (ワイドKC Kiss)

東日本大震災のときは台湾から20億円の寄付があり、いまそのお返しとして「南三陸さんさん商店街」では「台湾南部地震救援金」を集めているそうです。

●台湾地震 東日本大震災の被災地で恩返しの募金

台湾以外の国も、あのときたくさん支援をしてくれていたのに、私の中ではかなりその意識が薄れてしまっていたことに、昨日菅野彰さんのツイートを見て気付きました。

●台湾地震への募金に関する、福島在住の菅野彰さんからのメッセージ【拡散希望】

国籍のことなど、歴史を知らないだらけで、もし台湾の方にいまだに日本が迷惑をかけていたらとても申し訳ない、という気持ちと、それでも助けてくれた台湾の方への感謝の気持ちがいっぱいです。

まだ日本赤十字社からは義援金募集の告知が出ていません。

●義援金・救援金募集

これには台湾国を日本が認めていないことと関係があるんでしょうか?
日本から台湾へスムーズに送金出来ないような流れが?

きちんと募金をすることと、そして落ち着いたら台湾に遊びに行き、たくさん観光をして美味しいものを食べて、少しでも経済回復の助けができたら、と思っています。

今日本にはたくさんの外国人の方が遊びに来ていて、昨日の修善寺でも外国の方を見かけて
「なんで日本人でも滅多に行かないような観光地にまで最近外人さんが多いんだろ?」と思ってたんですが、
もしかしたらみなさん、「日本を元気にしよう」と思って来てくれているのかも?

まだ台湾の地震で倒壊したマンションから救出されていない方がたくさんいるそうです。
崩壊が激しく、救助が困難とのこと。

一刻も早い救出を祈り、再建時には地震大国日本の技術をお伝えして、地震に強い建築物を作っていくお手伝いができたらと思います。

※追記
菅野彰さんから新たなツイートがありました。

●【注意】台湾地震の募金は日本赤十字社にしてはいけないらしい!Yahoo!と楽天の募金情報
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