都内在住40代独身女性ならではの、オタ活&仕事のストレス&アンチエイジングのことなど

海街diary7巻「あの日の青空」感想【ネタバレ有】

今日買って読みました。


海街diary 7 あの日の青空 (flowers コミックス)

今回のメインは4姉妹の恋愛です。

長女の幸は、予想通り理学療法士とお付き合いをし始めました。

次女のよっちゃんも、上司とお付き合いを始めました。

三女の千佳は、彼氏のアフロ店長が山に旅立ったのですが、どうも落ち込んで複雑な表情。

四女のすずは、特待生として静岡の高校に行くことを決めました。

風太も励ましてくれて、ラブラブ。

でも全体的には甘々なトーンではなく、四姉妹それぞれ過去のことをぼんやりと考えながら、モヤモヤしながらも、前に進んでいくという感じで、ハッピーラッキーな感じではありません。

特に、吉乃と課長が付き合いだすきっかけとして語られた、課長が前職を辞めた理由というのは重々しかったです。

課長が前職を辞めた理由は、担当していたお客さんが自ら亡くなったから、でした。

そのお客さんは奥さんと軽い知的障害のある子どもがいて、その二人に負担をかけずに済むように借金返済へのお手伝いをし、順調に進んでいた矢先だったとのことです。

「自分がしたことは間違っていたのか?何故こんなことになってしまったのか?」

お客さんが踏切に足を入れるその直前に、偶然会って挨拶をしていた課長は、ずっとそのことが心のなかで引っかかっていたそうです。

そして、吉乃のことは「素敵だけれど、自分にはもったいないから」と尻込みしていたそうですが、山猫亭の福田さんのお陰で無事進展。


また、冒頭では一瞬朋章が出てきました。
朋章は大学検定を受けて、東京でイルカに関する勉強をする大学へ進学しようとしているそうです。

そして、ラストにすずは偶然倒した家のゴミ箱からあるモノを見つけ、思い悩みます。

「誰にも相談できない」

そう思い悩んでいましたが、風太と話すうちに

「まずお姉ちゃんたちと話して、そのあと風太に話す」

そう決めたすずは、千佳ちゃんが神社にお参りに行く所を見かけます。

神社のご利益は「安産・子育」の大巧寺。

すずがゴミ箱から見たものは、封を開けた妊娠検査薬だったのです。


というところで、以下次号。

ずっと店長が山に行くときから思い詰めていた風だった千佳ちゃんは、妊娠をしているのかもしれません。

でもすずはなんであんなに思い悩んでいるんでしょうか?

妊娠検査薬を見たときも「いい一日だと思ったのに…」と、嫌なことがあったようになっていましたが…。

千佳が妊娠していたら、そんなに嫌なことなんでしょうか?
アフロ店長とのことは公認なんだし、おめでたいと思うのですが…

その心境も次巻で語られるのかもしれません。

ちなみに、千佳ちゃんが行った神社は
おんめさま 大巧寺
神奈川県鎌倉市小町1-9-28
JR横須賀線 鎌倉駅 東口から、徒歩3分。 生涯学習センター(きらら鎌倉)の隣。
若宮大路の信号「鎌倉駅入口」のところです。)

長らく鎌倉行ってないなぁ。
初詣気分で、また鶴岡八幡宮に行きたくなりました。

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