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松坂桃李(侍戦隊シンケンジャー)、菅田将暉(仮面ライダーW)の違い

チャンチャンバラ~チャンバラ~

チャンバラバラ~チャ~ンバラ~

侍戦隊シ~ン~ケンジャ~

あっぱれ‼︎


と、オープニング曲が脳内でリフレインするくらい、今「侍戦隊シンケンジャー」をHuluで一気見しています。


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「侍戦隊シンケンジャー」の主人公は松坂桃李。

2009年2月15日~2010年2月7日までテレビ朝日系列で放送された、東映制作の特撮テレビドラマです。

松坂桃李は代々侍の家系で「殿」と呼ばれている志葉 丈瑠(しば たける) / シンケンレッド役。

ちなみにシンケンブルーの相葉 裕樹は2011年にトップコートに移籍しましたが、2015年に契約満了していている、というのは豆知識。

元々そんなに戦隊モノには詳しくなく、最近観たのは菅田将暉がフィリップだった「仮面ライダーW」(2009年9月6日~2010年8月29日)と、


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真剣佑が出ていた「仮面ライダー ドライブ劇場版」くらい。

松坂桃李と菅田将暉という同じトップコート所属俳優が、同タイミングで特撮に出ていたなんて、今思うと面白いですね。

私はイマイチ日本の戦隊モノとライダーの違いが分かっていませんでした。

ちなみに松坂桃李はシンケンジャーのオーディションの時

「変身ポーズやってみて」

と言われ、何をして良いか分からずとりあえず

「へ~ん、しん!」

と思いついたポーズをしたら

「うん、それ仮面ライダーだね」

と言われ、落ちたと思ったし事務所の人からもめちゃくちゃ怒られたのに何故か受かった、というエピソードがあります。

私も同程度に違いが分かってませんが、DA PUMPファンの友人が「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」にハマっていたり、他の友人がライダーものいくつか観てる上にバンダイの人と親しかったりするため、質問したら色々教えてもらえました。


日本の特撮は「戦隊シリーズ」と「仮面ライダー」の二本柱で構成されていて、昔は同じタイミングで放送開始されていたそうです。

が、それだとクリスマス商戦の時期にかち合ってしまうため、双方の開始時期をずらし、子供達がライダーベルト等の変身グッズを欲しがるタイミングを変えるようにしたのだとか。

また、戦隊シリーズには潤沢な資金があるけれど、仮面ライダーはお金が無いそう。

そのため、戦隊シリーズは1話毎に敵のコスチュームが変わるけれど、仮面ライダーは同じ敵と数話戦い続けています。

敵のコスチュームを作るのにもお金がかかりますからね…

また、仮面ライダーは進化する過程で、少しずつ元の武器にオプションが追加されていくけれど、戦隊シリーズだと新しい武器が登場するそうです。

確かに言われてみたら、仮面ライダーWは次々に新しいアイテムが追加される形になってましたが、侍戦隊シンケンジャーはどんどん新しい折神が出てきてます。

1つのモノをカスタムして変える方がお金がかからない、という仮面ライダーに比べて、戦隊モノは敵のコスチュームもバリエーション豊富!

しかしどっちもCGがチャチくて、映画を観慣れた身には笑っちゃうな~と思ってしまうのですが、友人達は

「毎週放送してるんだから、大変なんだよ!」

と、スッカリ特撮側の肩を持つ人になっていました。
私が「侍戦隊シンケンジャー」を観る気になったのは、もちろん松坂桃李が出ていたからです。

テレビで「爆破シーンの時に、『ヒーローはビビらないから瞬きしないで』って言われて、我慢しながら炎の中を走った」というエピソードをよく話しているので、そのシーンを観たくなったのがキッカケでした。



ちなみにテレビでも紹介されていたその爆破シーンは11話になります。

侍戦隊シンケンジャー第11話 / 25分 三巴大騒動

基本的にはスーツアクターが戦っているのですが、この時は人間の姿のまま戦地に赴いていて、ものすごい炎の中真顔の殿(松坂桃李)が走ってて感心しました。

菅田将暉はW主演、松坂桃李は主演、という立場の違いで出演していたはずですが、現在30話くらまでしか観ていないけど、松坂桃李の出演シーンは思っていたより少ないですね…

というのも、仮面ライダーWはメインで戦うのは3人。

侍戦隊シンケンジャーは6人で戦っています。

一人の「殿」と四人の「侍」で戦う5人組のはずですが、物静かでクールな殿は前半ほとんど話しません。

段々と打ち解けて、合体の時に取り残されてしまって余っちゃったり、トランプゲームで負けて罰ゲームをさせられたり、とお笑いキャラになっていきはしますが、でも大勢の中の一人って感じ。

しかも途中から殿の幼馴染が「ゴールド」として登場していて、ほとんどゴールドが一人で敵を倒している回もありました。

この後のあらすじをウィキペディアで読んでしまってますが、殿…ちょっと可哀想…

とにかく強くて冷静沈着な「殿」だった松坂桃李に比べ、仮面ライダーWでフィリップだった菅田将暉は、中盤からどんどん登場シーンが増えていってました。

もう最後の方は相棒が要らないくらいになってて、菅田将暉の人気が明確に分かります。

殿も放送当時すごく人気だったと聞きますが、でもワチャワチャしてる中に一人すごい美形がいるなって感じの目立ち方では…?

初演技の松坂桃李は、思っていたほど酷くはないんですけどね。


全体的なストーリーの違いとして、仮面ライダーWの方が大人っぽいと思いました。

男を誘惑する女も出てくるし、敵が女ってことも多かったし。

一方シンケンジャーはおふざけシーンが多いです。

でも大枠のストーリーはかなりシッカリしていて、最初は小馬鹿にして観ていたのに、どんどんハマっていく自分がいます。

殿の存在感薄いけど…その分周囲がめっちゃ盛り上げてくれてる…

だいぶ前から、特撮モノは子供だけでなく、ママさん層や独身女性にもウケているというのは聞きます。

それはイケメンが出てくるからだろ~?

皆んな単にイケメン目当てで観てるんでしょ?

と思っていましたが、いざドラマとして観てみると、映像のチャチさ、役者の演技の拙さはあっても、設定が深い!

「侍戦隊シンケンジャー」は刀を使うため、斬られたら血も出るし、死んだりもします。

そういう設定は特撮では出てこないものかと思っていたので驚きました。

長年続いているシリーズ物なだけに、すごく力を入れて作ってることが分かります。

段々と仮面ライダーがバイクに乗らなくなってきているのは、意味わからないけど…

ということで、若手イケメン俳優好きにも「侍戦隊シンケンジャー」と「仮面ライダーW」はオススメ。

21歳の松坂桃李と、16歳の菅田将暉を、こんな長編でずっと観られる作品は他にはありません!

そして、見比べてみることにより、戦隊シリーズと仮面ライダーの違いも知ることができます!

どちらもHULUで観られるので、会員の方は劇場版とかも合わせて観られますよ。

一気観するのも良いけれど、友人の友人は1日1話観るのを楽しみにつらい時期を乗り越えたこともあるそうで、そういう楽しみ方もオススメです。

私も残りあと10数話、侍戦隊シンケンジャーを集中して観ようと思います!
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